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satoです。
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以前、大企業に勤める上で5つの弱点があるという記事を書きました。⇒【なぜ大企業に勤めているのにニートになるのか?大企業の弱点5つをご紹介!】
私自身は2022年現在、いわゆる大企業に勤めています。ですが、大企業で働くことを全ての人におすすめできるという訳ではありません。実際、私の同僚や上司や先輩で鬱病になって休職、退職になった方を何人もみています。
大企業ゆえに社員も多く、出世するには他の多くの社員より評価されなくてはいけません。
ただそれでも、大企業に勤めるメリットは多く存在します。特にこの記事では、あえて将来ニートになりたくない人向けに大企業のメリットをお伝えしようと思います。
これから就職活動をする学生さん、現在大企業に勤めている社会人、転職を考えている求職中の方、ぜひご覧いただき今後の参考にしてみてください。
なお、あくまでも”傾向”ですので全ての大企業が当てはまる訳ではありませんのでご了承ください。
目次
大企業はコンプライアンスを守る
大企業は労働基準監督署から常に監視されています。労働基準監督署は定期的に監査を行い、企業が不正を働いていないかチェックしています。
当然抜き打ちでチェックされますので、企業側は常に対策を講じています。その為、コンプライアンス違反となるような事は日ごろから行わないようにしています。
逆に中小企業に対しては、労働基準監督署の監査の目はかなり甘くなります。というのも労働基準監督署の人数にも限りがあるので、中小企業まではチェックしきれません。
もちろん労働者から申告があれば動きますが、中小企業全てを細かくチェックするということは現実的に難しいのです。
私自身、従業員10人未満のベンチャーブラック企業に7年勤めていました。現在の大企業に勤めて一番、差を実感しているのがこのコンプライアンス意識です。
要するに企業が大きければ大きいほど労働基準監督署のチェックが厳しくなり、社内のコンプライアンスを徹底せざるを得なくなる訳です。
三菱電機や電通のような大企業の社員が自殺を図ってしまったケースもありますが、あれは大企業だから目立っているだけです。表沙汰にならない中小企業の社員が、パワハラを受けて自殺するケースだって多々あります。
コンプライアンスを重視していて絶対にブラックなことはやっていないところに就職したい!という事であれば、大企業にこだわってもいいと思います。
大企業は福利厚生が充実している
大企業は福利厚生が充実しています。もちろん中小企業にも福利厚生はありますが、比較すると大企業のほうが充実しています。
私が勤めていたベンチャーブラック企業は福利厚生なんて何もありませんでした。給与明細すら出ない会社でしたからね・・・
全ての大企業がそうとは言い切れませんが、宿泊施設の割引、フィットネスクラブの割引、スポーツ観戦チケットの入場料無料、社員寮完備等々・・・社員の定着率UPや健康増進を目的に、様々な福利厚生を取り入れています。
もちろんこういった福利厚生強化に積極的な中小企業も存在しますが、大企業に比べるとまだまだ劣ります。
それから産休・育休制度に関しても大企業のほうが充実しています。
福利厚生が充実している会社に入りたいのであれば圧倒的に大企業をおすすめします。
大企業は研修制度や評価制度が充実している
大企業は、その社員の多さゆえ組織的であるからこそ大企業を維持できます。
社会人として必要なマナーから自社商品の知識、コンプライアンスの意識向上などを専門の部署がしっかりとレクチャーしてくれます。その為、社員のマナーや知識等に差が生まれにくいのです。
それから、中小企業(特にベンチャー企業)にありがちな属人的な評価(例えば上司の好みや実績のみの評価)ではなく評価する為の細かいルールが決められています。ルールがしっかりしているので、努力が無駄になりにくいんです。もちろん大企業である以上、競争相手が多くなるのですが・・・
不当な評価を受けたくないという人は大企業に勤めるメリットはあると思います。
大企業は社会的信用がある
大企業は上場し株式を公開している場合がほとんどです。その為、財務状況や経営状況などは常に公開されています。
それから大企業として名をはせるまでに年月がかかっている為、それだけで多くの企業から信用されます。何年も利益をあげ続けるというだけでも本当に難しいことですから。
そして社会的信用が高いため、将来住宅ローンを組むときも確実に有利です。
結婚をする時も大企業の社員というのは印象がいいです。名前の知られていない企業の社員よりも大企業の社員であるほうが、相手方の親族の安心感も得られやすいでしょう。
社会に出てみると「社会的信用のある会社」の社員というのは、それだけで信用されます。これも大企業に就職する大きなメリットになります。
大企業は失敗に寛容
大企業は、中小企業に比べて1人のミスは大きな損害になりにくいです。その為、多少の失敗に関しても寛容です。
裏を返せば、大企業において1人の社員の影響力はとても小さいという事です。
ですので、自分の能力に自信のない人ほど大企業に勤めるべき。とも言えます。
はっきり申しますと能力の高い人ほどベンチャー企業のほうが、すぐに頭角をあらわし出世します。もっと言うと、本当に能力のある人は自分で事業を起こします。
もちろん大企業でも、実力を発揮して上にあがっていけるような能力のある人はいます。
つまり、能力がある人でも能力のない人でも大企業はおすすめなわけです。
大企業は倒産のリスクが圧倒的に少ない
最後は、倒産のリスクが圧倒的に少ないという事です。
「いやいや大企業でも倒産するでしょ」という意見もあると思います。もちろん大企業でも倒産するリスクはあります。
ですが、中小企業の倒産に比べると圧倒的に少ないです。それはもう歴然とした差です。例えば「東京商工リサーチ」という会社が様々なデータを公開していますが、毎月負債額上位5社の倒産企業をサイトに載せています。
そこには誰もが知っているような大企業は全くのっていません。
それくらい大企業は倒産しないのです。
理由はいくつかありますが、大きな理由は銀行からの融資が大企業は受けられる事と、M&A(企業の合併と買収)をする事によって他の企業とくっつく事ができるからです。
大手企業は優れた技術力や、他社が欲しがるような情報を持っていたりします。
大企業は中小企業に比べて圧倒的に倒産しにくい!これは働く側からすると大きなメリットです。
大企業に勤めるメリットまとめ
大企業に勤めるメリットをまとめてみましたが、いかがでしょうか?中小企業にはない大企業のメリットがたくさん見えたかと思います。
「会社をクビになって将来ニートになりたくない!」「パワハラをうけて鬱病になってニートになったらどうしよう・・・」という不安を抱えている方こそ、頑張って大企業に就職するべきかと私は考えています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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