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satoです。
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突然ですが、有村架純主演の映画ビリギャルってご存知ですか?
この記事は、ニートの方と、家族にニートがいてなんとかニートを脱却してほしいとお考えのご家族の方にビリギャルをご紹介したいと思います。
学年ビリでも慶応に現役で合格するストーリーですが、『こんなに偏差値低いギャルが現役で慶応に合格するなんて奇跡だね~』という表面上の感想ではなく、ビリギャルにはニートがニートでなくなる為に、ニートを脱却する為に、とても大切な事が描かれています。
私はこの映画を観た時に、『やっぱりニートが社会復帰する為に必要なものはこれだな・・・』と改めて認識させられました。
その必要なものは、この記事の最後にお伝えします。
それでは簡単ですが、ビリギャルの紹介をさせていただきます。
ビリギャルのあらすじ
友達と遊ぶことやおしゃれが大好きなギャル女子高生さやかが、母親から勧められた塾に行き、そこである講師と運命的な出会いをします。その塾で初めて大学受験というものを自分自身の問題としてとらえ始めるという映画。
母から紹介された塾に初めは嫌々行っていたさやかですが、塾講師の「キラキラしているものが好きならば慶応大学に行けばいいんじゃない?」という一言でキラキラした学校の中にいる自分という存在にあこがれ、慶応大学の受験を決意します。
友達や学校の先生、父親はみんな「そんなものできるわけがない」と鼻で笑いますが、塾の先生は本気でした。
また、さやかのお母さんも「さやちゃんがキラキラしていたらそれでいいよ」と高い学費をパートをかけもちながら支払ってくれていました。
最初は小学校4年生レベルの学力だったさやちゃんですが、小学校の計算ドリルや漢字ドリルを毎日毎日一生懸命取り組むことで少しずつ成績が上がってきました。仲良しの友達とカラオケに行くときも、歌の合間にドリルを解いたり、遊びから帰ったらすぐに勉強です。
夜も寝ないで勉強するため、学校では居眠りばかり。お母さんは何度も学校に呼び出しをされ、起こられますが「この子は毎晩毎晩一生懸命勉強しているんです!夜も寝ないで勉強しているんです。学校以外にどこで寝ればいいんですか!」と無茶苦茶な理論で先生を説得、授業中に爆睡することを許してもらいました。そんな担任の先生は「お前が慶應に受かったら裸で逆立ちしながらグランド一周してやるよ!!」と豪語します。
成績は少しずつ上がっていきましたが、模試では不合格の判定、すっかり落ち込んださやかを塾で一緒に頑張る仲間や先生が応援してくれます。
一方で父親はそんなことにお金を使うなんてもったいないとずっと言い続けています。父親はさやちゃんの兄に思い入れが強く、自分がかなえられなかった野球選手になるという夢を息子にかなえさせようと躍起になっているのでした。
それでも、塾の先生やお母さん、周りの友達に支えられて勉強を頑張るさやかはとうとう模試でC判定を取ります!これは合格率50%のランクです。
塾では先生が合格するために時事問題を多く読ませたり、新聞やニュースをしっかり見るように指示をするなど的確に受験勉強をしています。仲間もみんな頑張っており、先生はそれぞれの個性に合わせて対応を変えて受験生を励ましています。
これまで週2回通っていたコースだけでは勉強量が足りないので週5回のコースに入るように勧められたお母さんはさらにパートを増やして学費をねん出しました。
その思いにこたえるために、さやちゃんも必死で頑張ります。
そして、とうとう迎えたすべり止めの関西の学校の受験日。外は大雪でした。交通機関は乱れ行けるかどうか分からないと話していた時、父親が「送ってやる」とマイクロバスを出してくれました。さやかと父は、まだまだわだかまりは溶けていませんが少し前になぜお父さんと結婚したのかと聞いたときに母が答えた「ああ見えて優しいところがあるのよ。困っている人がいるとほっておけないの」と話していたことをバスの中で思い出します。
そしていよいよ慶応大学の受験日。休み時間には、先生がくれた頑張れの缶コーヒーを飲み、力を出しました。しかしそのコーヒーが悪かったのか、途中でおなかが痛くなり何度もトイレに行く羽目に・・・。結果はもちろん不合格でした。
しかし、次には別の学部の試験が待ち受けていました。その試験はさやちゃんの苦手な論文の配点が高い学部でした。
塾の先生や仲間も論文があることですっかりとあきらめていましたが・・・
受験日のさやちゃんはそれまで先生に言われたこと「ニュースは側面だけを見ないこと」「真実は見る方向によって違う」「反対意見だけではなく違う意見についてもふれなければならない」など教えられたことを必死で思い出し、しっかり論文を書き上げました。
合格発表の日、塾で電話を待つ先生と仲間たち。
そして教室に飛び込んでくるさやちゃん。「先生、うかった」涙ながらに言うさやちゃんと先生、仲間はみんなで抱き合って喜びます。
無事に迎えた卒業式、笑顔いっぱいのきらきらなさやかがいました。
ビリギャル名言
ビリギャルにはいくつも名言がありますが、2つご紹介します。
『学校で寝ないでどこで寝ればいいんですか』
1つ目は、「学校で寝ないでどこで寝ればいいんですか」です。これはさやかの母の言葉です。
毎日勉強漬けのさやかが授業中に居眠りをしてしまいます。担任から呼び出された時にさやかのお母さんがこの言葉を言うのですが、何が名言かって
「どんな状況でも娘の味方でいる!」っていう決意をしているからこそ出る言葉なんですよね。
『あぁこんなに娘を全力で守るお母さんって・・・最高だなぁ』と、かなり感動したのを覚えてます。
『可能性があるって知っておくことって、すごく大事』
2つ目は、「可能性があるって知っておくことって、すごく大事」という坪田先生の言葉です。
作中で、ベンチの上に卵を立たせることができると思うか?とさやかに問う坪田先生。『そんなのむりっしょ』と即答するさやか。ですが、坪田先生は見事に卵を立たせてしまいます。
これは何が言いたいかというと、先入観や偏見が本来できることを奪ってしまう・・・つまり可能性をつぶしてしまうという事なんです。
この2つの名言に関しては、「家族の支え」「可能性を信じる」というニートが社会復帰する為に、とても大切なファクターが盛り込まれていると思います。
ビリギャルから学ぶニート脱出の鍵
この映画の見どころは、ズバリさやかを取り巻く人間関係です。
学年ビリでも慶応義塾大学に行くという無謀な夢を全力で応援するお母さん、不器用ながらも最後には娘を応援するお父さん、どんな時も可能性を信じてくれる坪田先生、応援してくれる友達。
周囲の信じる姿勢や、励ます言葉がどれほどさやかを支えたことか・・・
慶応に合格する為に必死に努力して、かつ結果を出した事は素晴らしいですが、なぜさやかが努力し続けられたのか?やはり周りの支えがあったからではないでしょうか。
記事の冒頭にニートが社会復帰する為に必要なものを再認識できたと言いましたが、それは・・・
ニートに関わる人達が可能性を信じてずっと味方でいてあげる事です。
この記事で私が伝えたいことはがこれです。ニートのご家族や恋人、もしくは配偶者の方もいるかと思います。
ほとんどのニートは社会復帰できていない事に悩み苦しんでいます。それでも可能性を信じてあげてください。そしてずっと味方でいてあげてください。
あなたの支えが力になって必ず結果を出すと信じて・・・
そしてニートの方は、周りが応援してくれたり支えてくれることを当たり前だと思わないでください。その気持ちに応える努力をしてください。上手くいかない事ばかりかもしれませんが、周囲の支えを忘れず努力し続けましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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