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satoです。
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本記事では、衝動的に退職をしてしまう前に、もう一度考えるべき事をご紹介します。
『今の会社の仕事に飽きたから辞めたい!』
『職場の上司がほんと最悪・・・もっといい職場に転職したい!』
『給料が安い!もっと給料が高くないと生活が厳しいから転職したい!』
『残業が多すぎて体力的にキツいから転職したい!』
『職場のパワハラに耐えられない・・・早く辞めないと!』
会社員であれば、上記のように誰しも退職したい場面に出会うことがあるかと思います。
ですが、あまりにも衝動的に退職をしてしまい、後悔する人は後を絶ちません。
衝動的に退職したくなる気持ちは分かりますが、ほんの少しだけ立ち止まってこれからご紹介する5つを考えてみてください。
この記事を最後までご覧になっていただき、退職すべきか今の仕事を続けるべきか・・・正しい選択をしてくださると幸いです。
本記事は、次の仕事が決まっていない方向けに書いております。
目次
仕事が見つからない場合の生活費があるか
仕事を辞める前に考える事の1つ目は、「仕事が見つからない場合の生活費があるか」という事です。
衝動的に辞めてしまった場合、一番苦労するのが生活費が工面できなくなることです。
雇用保険に入っていれば、失業手当の給付対象になりますが、当然自己都合の退職になるでしょうからすぐに支給されません。すぐに支給されるのは、会社が倒産した場合や解雇された場合です。
自己都合での退職は3ヶ月の給付制限期間がありますし、そもそも失業手当の受け取れる額は今まで働いていた時の金額よりも大きく下がります。雇用保険の加入期間や給料、年齢などの条件がありますから、一概には言えませんが、目安として日給にしたら半分くらいになると考えておきましょう。
ですので、もしすぐに仕事が見つからない場合は生活費分が毎月に赤字になりますので、貯金のない方は注意が必要です。
もしあなたがどうしてもすぐに退職したいのであれば、毎月の生活費を考慮して、最低3ヶ月分の生活費があるか計算してください。
もし3ヶ月分の生活費がないのであれば頑張ってその分のお金が貯まるまで耐えた方がいいかもしれません。
退職理由が正当かどうか
仕事を辞める前に考える事の2つ目は、「退職理由が正当かどうか」です。
例えば、「サービス残業が月80時間を超えている」とか、「入社前に伝えられていた待遇面と大きな乖離がある」や「上司からのパワハラがすごい」「強制的な休日出勤が月に何日もある」「面接の時に言われていた職種と全く違う」「親族の介護をしなければいけなくなった」のような、誰が聞いても
『そりゃ辞めたくなって当然だよな~』
と思わせる退職理由でしょうか?退職理由は転職活動をしている時に、面接では高確率で聞かれます。
もちろん上記のような理由以外にも退職する時はご事情があると思います。ただ考えなければいけないのは、
自分本位な理由になってないか?ということです。
退職理由があまりにも自分勝手すぎると面接時に悪い印象を与えかねません。
以下のどれかに当てはまる退職理由であれば、退職するのを考えたほうがいいかもしれません。
○上司が嫌い(パワハラを受けている場合は別です)
○給料が安い
○希望の部署に配属されない
○電車通勤が疲れる
○会社が倒産しそう
上記は、一例ですが退職理由は非常に重要なファクターです。安易に考えず本当に退職すべきか今一度考えてみてください。
退職理由を面接で伝える際は、本音と建て前が重要です。
「給料を上げたい!」「職場になじめないから辞めたい!」という気持ちはよく分かります。ですが、転職活動をしていると必ずと言っていいほど、退職理由を説明する場面がおとずれます。その時に胸をはって答えられる退職理由かどうか?これをしっかり考えるべきです。
それから、言ってはいけないNG退職理由をこちら↓↓↓の記事にまとめました。
【NG退職理由!これだけは言っちゃダメな退職理由ワースト5】
転職を成功させる為のスキル・知識があるか
仕事を辞める前に考える事の3つ目は、「転職を成功させる為のスキル・知識があるか」です。
例えば新卒で入社したA君が3ヶ月で仕事を辞めたとしましょう。そのA君にスキルや知識が身に付いたでしょうか?多少はあり得るかもしれません。ですが、それを武器に転職を成功させられるかというとNOです。
石の上にも3年ということわざがありますが、個人的には1年がひとつの目安かと思います。業界や職種にもよるかと思いますが、一般的には2~3ヶ月の研修・OJTを経てそこそこ仕事を任されるようになり、半年でやっと戦力になる・・・という企業が多いように思います。なので1年という期間はひととおり業務をこなして、自分のやった仕事の成果がでる期間なんです。
これくらいの期間は仕事をしていないと、自分の適性やその会社で得た知識や経験が転職時に武器になる事は難しいと思います。
とはいえ、体をこわしては元も子もないのでまずは健康を優先に考えてください。決して無理をしてはいけません。
自分の市場価値について
仕事を辞める前に考える事の4つ目は、「自分の市場価値について」です。
ここでいう市場価値というのは、前職の経験だけではありません。年齢や学歴、過去に経験してきた役割や、知識など様々なものを含めたトータル的なあなたの社会人としての価値だと思ってください。
今は、ネットであなたの様々な情報を入力する事により市場価値を分析してくれます。
MIIDAS(ミイダス)
という転職サービスがありますが、こちらを使うと自分がどれくらいの年収で転職できるか知ることができます。ただ個人的に、年収は高めに表示される気がしますので、試す際は鵜呑みにせず参考程度にしてください。
自分のやりたい事とできる事の棚卸し
仕事を辞める前に考える事の5つ目は、「自分のやりたい事とできる事の棚卸し」です。
例えば、今の会社で営業を5年やってコミュニケーション力、業界知識、プレゼン能力がついたとしましょう。
そういったスキルや知識があれば同様の業界や、他業界でも営業としてなら転職してすぐに活躍できるかもしれません。でも経理の仕事をしたいと思っても実務経験がないから難しいわけです。
ですから、自分のできる仕事とやりたい仕事をしっかり分けて、もう一度転職後の自分の未来をイメージしてください。
ハラスメントを受けている場合は即退職を推奨
いかがでしたでしょうか?衝動的に退職する前に考えてほしい事を5つご紹介しました。
ですが、1つだけ例外があります。
それは、「ハラスメントを受けている」場合です。ハラスメントと言っても感じ方は人それぞれですが、あなたの精神が病んでしまう前にすぐにやめましょう。
というのも、精神的に病んでしまうと社会復帰できるまでに長いトンネルに入ってしまう場合があります。かなりの時間ロスをしてしまう可能性がありますので、決して無理はしないでください。
下手したらトンネルを抜け出せない・・・つまり社会復帰できずそのままニート状態になってしまう。なんて事にもなりかねません。
パワハラ、モラハラ、セクハラ、とにかく「ハラスメントをされている」と感じた時点で退職してもかまわないくらいです。
それでも、次の仕事にすぐ就けるか心配もあるでしょうし、貯金がない人もいらっしゃるでしょう。どうしてもすぐに退職できない場合は、上司や人事、産業医等に相談してみるのもOKです。とにかく一人で抱え込まないようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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