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satoです。
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ニートになってしまう原因は家庭環境にある・・・これは恐らく大多数の方が考えている事ではないでしょうか?
私自身、ニートやひきこもりの方と話をしていると、
『やはり家庭環境って大事だな。親の育て方でひとつでこの人はもっと社会で活躍できたかもしれない・・・』
というふうに思ってしまいます。もちろん家庭環境だけが全てではありません。学校や社会に出たあとの人間関係やそもそものパーソナリティが原因のこともあるでしょう。
ですが、家庭環境は人格を形成する上で最も重要です。
この記事では、ニートを作りやすい家庭環境を5つご紹介しています。いま子育てをしている方や子どもがニートになってしまっている方には、ぜひ最後までご覧いただきたいと思います。
目次
ニートを作りやすい家庭環境①親が仕事を最優先
ニートを作りやすい家庭環境1つ目は「親が仕事を最優先」していることです。
仕事をしているんだから問題ないのでは?と思いがちですが、落とし穴があります。
どういうことかというと
まず、仕事を最優先にしてしまう為、子どもと話す機会がなくなってしまいます。子どもとコミュニケーションを取る時間が少なくなると、働く事の大切さや、働き甲斐などを言葉で伝える事を忘れてしまいます。
もちろん、毎日働いて、親がその背中を見せる事は非常に大切な事ではあります。ですが、やはり子どもとの会話は大切です。
例えば週6日働いていれば誰でも疲れてしまいますよね?で、たまの休みの日曜日にダラダラしている姿を子どもに見せてしまう訳です。
そんな疲弊している姿ばかり見ている子どもは『働くことって面倒』『働くのはそんなに辛いことなんだ・・・』と思ってしまうのです。
ですので、できれば子どもには『働いているからこそ、こんな良い事があるんだ』と言葉で示してください。
当然、大多数の意見ではありませんがニートになってしまう家庭環境の一つではあります。
ニートを作りやすい家庭環境②生活保護をうけている
ニートを作りやすい家庭環境の2つ目は「生活保護をうけている」です。
これは誤解がないようにお伝えしたいのですが、生活保護を受けていること自体が悪いことではありません。仕方なく生活保護を受けている人はたくさんいらっしゃいます。
ですが、まずしっかり認識しなくてはいけないのが「生活保護を受けている=働かずにお金をもらえている」という事実です。
幼少期から親が生活保護を受けていて、働かなくても生活できている姿を見ていると、『無理して働かなくてもいいんだ』とか『自分も働かずにお金をもらおう』と思ってしまいかねません。
この勤労観が育たない環境が良くないのです。もちろんやむにやまれぬ事情で生活保護に頼らざるをえない状況なのは仕方ないのかもしれません。
ですが、上にも書いたように言葉でしっかりと「働く価値」を伝えなければいけません。
働く価値はお金を稼ぐということだけでなく、自己成長や社会貢献も含まれます。
生活保護を受けていてもそうした働く価値を伝えることによって、子どもの勤労観を養うことは十分に可能です。
ニートを作りやすい家庭環境③近隣住人との関わりがない
ニートを作りやすい家庭環境の3つ目は、「近隣住人との関わりがない」ことです。
例えば、隣の住人とあっても挨拶もしないような環境だったらどうでしょうか?そんな行動を親が見せていると人との関わり方がわからず育ってしまいます。
それに地域という身近なコミュニティから仲間外れのような感覚にも陥ってしまい、コミュニケーション力も養われていかないのです。
結果的に、学校や勤務先でも上手くコミュニケーション(挨拶や報・連・相)がとれず、孤立化していってしまう事もあります。
ニートを作りやすい家庭環境④話を聞いてもらえない
ニートを作りやすい家庭環境の4つ目は「話を聞いてもらえない」ことです。
①の「親が家をあける事が多い」とつながっているのですが、そもそも親がいなくて話しをするタイミングがないケースと、親と話す時間は十分あるけど話しを聞いてもらえないケースがあります。
後者の「話す時間があるのに話しを聞いてもらえない」という家庭環境は非常に危険です。
この記事をご覧になっている全ての親御さんに伝えたい事があります。それは、
『子どもの話しを徹底的に聞いてあげてほしい。そしてとにかく共感してあげてください』という事です。
大人でも子どもでも、悩みや不満がある時って話しを聞いてほしいんです。アドバイスを求める事ももちろん多いのですが、まずは話しを聞いてほしいんです。ひととおり話し終えた後に気持ちが軽くなって、その時に初めて他者からのアドバイスを受ける事ができるんです。
とかく親は子どもにすぐにアドバイスをしたくなりますし、仕事や家事で忙しい時は話しを聞くことすら面倒になります。それは私も日頃から経験しています。
でもそこで子どもの話しをしっかり聞いてあげる事により、反抗期・思春期を迎えてもコミュニケーションは取れるようになりますし、何よりコミュニケーションの壁にぶち当たって引きこもってしまう・・・というような事も防げるようになります。
親に話しを聞いてもらえない子どもは、『どうせ自分の話しなんて聞いてもらえない』という劣等感を持ちやすくなります。
難しいことはありません。とにかく子どもの声に耳を傾け、しっかりと話しを聞いてあげてください。
ニートを作りやすい家庭環境⑤親に支配されている
ニートを作りやすい家庭環境の5つ目は「親に支配されている」ことです。
上記にあげた4つ目と共通する部分もありますが、”支配”というところがポイントです。
ごくまれに存在する、子どもを支配しようとする親。つまり”毒親”と言えるかもしれません。
具体的に何がダメなのか・・・それは以下のような3つの弊害があるからです。
①子どもの話を徹底的に否定する(『それはダメだ』『絶対に認めない』等)=自己肯定感の欠如
②過干渉で自分の意見を押し付ける(『あなたはこうすべきだ!』『こうしなければいけない!』等)=自主性の欠如
③子どもに対するネガティブな意見(『お前はどうせ失敗する』『お前が受かるわけがない』等)=忍耐力の欠如
自己肯定感が欠如していると・・・
ネガティブ思考が強くなり、いざという時に行動できなくなってしまいます。
自主性が欠如してしまうと・・・
自分で考えることを放棄してしまい、他者の言いなりになってしまいます。
忍耐力が欠如してしまうと・・・
少しでも嫌なことがあると、すぐにそこから逃げ出してしまうようになります。
このように子どもを支配してしまうと、子どものうちは良くても大人になって社会に出たときに子どもが困ります。
ニートを作りやすい家庭環境まとめ
最後に、ニートを作りやすい家庭環境を簡単にまとめます。
①親が家をあけることが多い
②生活保護をうけている
③近隣住人との関りがない
④話を聞いてもらえない
⑤親に支配されている
これら5つのうちで最も危険なのは5番目です。
親が子どもを支配している環境で育った子どもは、ニートやひきこもりになりやすいばかりでなく、いざ社会復帰しようとしてもなかなか困難な場合が多いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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