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satoです。
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面接対策と一概には言っても、一次面接と最終面接では全然違います。
そこに出てくる面接担当者のポジションによって全く違うので、それぞれ対策が必要です。
この記事では役員面接、つまり最終面接の特徴やその攻略法をご紹介しています。最終面接は最後の関門ですから、希望の会社に入社できるようしっかり対策をたてて内定を勝ち取りましょう。
こちら↓↓↓の記事では最終面接で落とされてしまう理由を5つご紹介していますので、ぜひご覧ください。
役員の特性を知る
役員というとその会社の経営責任を負っていますので、従業員を採用するための目線も厳しくなりがちです。
面接対策を講じる前に、まずは役員の特性を知っておかなければいけません。
役員の特性としては、以下の3つです。
・仕事ができる(実績を残してきた人)
・自分に厳しい
・自分の会社が大好き
正直、役員になるにはもっと様々なことが必要ではありますが、面接対策という観点ではこの3つをふまえておけばいいでしょう。
特に3番目の、自分の会社が大好きなことは従業員と比べて大きな違いではないでしょうか?
役員面接の特徴
よく一次面接、二次面接、最終面接というふうに言いますが、これは言い換えると
人事面接⇒現場面接⇒役員(社長)面接になります。
そしてそれぞれのセクションでは選考基準が明確に違いますので、まずはそれを確認しましょう。
なお、これからご紹介する内容は全ての企業に通用するわけではなく、中堅~大企業以上にあてはまりやすいと思います。
人事面接の選考基準
人事面接の選考基準としては、
・すぐに退職しないか?
・成果を残せるか?
・企業風土にマッチするか?
この3つを一定の基準にそって選別するイメージです。そして二次面接である現場担当者につなぐわけです。
ですので、人事担当者は個人の感覚を重視するというよりも社内のマニュアルにのっとって質問をし、その回答を査定していくわけですね。つまり評価シートみたいなものがありますので、それがある分一番対策をたてやすいのがこの一次面接(人事面接)です。
現場面接の選考基準
現場面接の選考基準としては、以下の2つです。
・成果を残せるか?
・同僚と上手くやれるか?
もちろん長期的に就業してくれるかどうかも大切ですが、それは人事面接で判断されていると考えます。
それよりも大切なのは、やはり現場責任者ですから自分のチームで成果をあげてくれるかどうかなんです。
あとは現場をまとめているので、メンバー間で不和がおきずに上手くやれるかどうかも大切です。チームの連携が取れているかどうかは実績に直結しますから。
現場責任者は成果を残せる人、そして同僚たちと上手くやれる人を見極めようとしています。
役員面接の選考基準
役員面接の選考基準は
・自社に興味がある=自社のことが好きかどうか?
・将来、会社を背負っていける人材かどうか?
この2つが大きなポイントです。
私はよく「面接はお見合いと一緒」というふうにお話するのですが、最終面接はまさにコレです。役員陣は、一生会社に添い遂げてくれる優秀な人材を求めています。
お見合いもそうですよね。自分と一生一緒にいる人を見つける場ですから。
さらに役員クラスになると、将来的に会社を背負ってほしいと思っています。そしてどれだけ愛社精神があるのか?またはありそうか?というところが大きな選考基準になります。
ここは役員ならではです。というのも最終的に転職という選択肢のある人事担当や現場の責任者レベルでは、言い方が悪いですが目先のことを中心に考えます。
人事なら『すぐ辞めない人を選ばなければ』現場責任者なら『うちのチームで成果を出せる人を見極めなければ』というように、目先だけを考えます。
ですが、役員以上になると背負っているものが違います。会社を背負っているわけですし、今さらどこかに転職するということもないでしょう。
先ほどもお伝えしたように、役員は自分の会社が大好きなわけです。そういう人じゃないと基本的に役員にはなれません。
ですので役員以上にると、より会社に貢献できる人物かどうかをみてきます。会社に貢献してより会社を大きくできる人材、自分の大好きな会社を守ってくれる人材。こういった求職者に採用を出したいんです。
役員面接の攻略法
役員面接の攻略法は、以下4つを意識して対策してください。
①企業研究の徹底
どれだけその会社に興味があるか?本気で入社したいか?入社した後にどのような仕事をしてどうやって貢献するか?そしてゆくゆくはどういうポジションになっていたいか?いわゆるキャリアビジョンですね。そこまで語れるようになっておきましょう。
そこまで語るためには企業研究をしっかりしておく必要があります。その研究しておくべき項目は以下の5つです。
「事業内容」、「その企業の強みと弱み」、「その企業の方向性」、「業界の動向」、「社長の考え」です。
この5つは自分で調べて自分の言葉で語れるようになっておきましょう。
②明確な入社意思
入社意思は必ず聞かれるので、第一志望だと伝えましょう。例えそうでなかったとしても第一志望と伝えておくことをオススメします。
例えばお見合いで、『他の人のほうが実はいいけど、その人に気に入られなかったらあなたを選びます』と、言われたらどうですか?絶対そんな人と付き合いたくないですよね?
③挫折を乗り越えたエピソード
役員の方々は、どのようにして過去の挫折を乗り越えたか?そしてどれだけ成長できたか?というエピソードを聞くのが好きですし、話すことも好きです。
ですので、今まで生きてきた中で挫折や失敗を乗り越えた経験、そしてそれによりどのような成長ができたか?これを準備しておきましょう。
④武勇伝を語らせる逆質問
面接の最後に何か質問はありますか?とほぼ必ず聞かれるはずです。いわゆる逆質問ですね。
役員が喜ぶ逆質問のコツは、役員の話したい気持ちをくすぐり聞いてあげることです。
例えば、
『〇〇〇さんは、会社を成長させるためにどのような苦労をなさったんですか?私自身、貴社に貢献したいと真剣に考えております。〇〇〇さんがどのようなご苦労をなさって、会社の貢献したのか参考にできればと思いまして。』
のように、役員が自分の武勇伝を語れるような逆質問をするとポイントが高くなるでしょう。
役員面接の攻略法まとめ
最後に役員面接の攻略法を簡単にまとめます。
①企業研究の徹底
②明確な入社意思
③挫折を乗り越えたエピソード
④武勇伝を語らせる逆質問
これら4つは必ず対策しておきましょう。最終面接だからといって気を抜かず、落とされるかもしれないという危機感をもって臨んでください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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