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satoです。
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面接で必ず聞かれる『何か質問ありますか?』という”逆質問”を上手く利用して、その企業がブラックかどうかを見極めてしまいましょう。
これから面接が控えている方は、この記事でご紹介する逆質問をぜひぶつけてみてください。その時の反応や回答を参考にブラック企業かどうかの判断ができます。
ホワイト企業の回答例とブラック企業の回答例をあわせてご紹介します。
それからブラック企業確定!といえるやばい質問を5つご紹介している記事もありますので参考になさってください。
残業代は全額支給されますか?
ブラック企業を見抜く逆質問1つ目は「残業代は全額支給されますか?」になります。
ホワイト企業の回答例
ホワイト企業の回答は
『残業代は全額支給されますよ』
もしくは
『残業代は全額支給されますが、36協定があるので基本的には毎月45時間以内には抑えるように指導しています。』
このように全額支給されることを認めた上で、労働基準法にのっとった話をしてくれると思います。
ブラック企業の回答例
ブラック企業の場合、一瞬嫌な顔をしてはぐらかす場合もあれば、明確には答えず『月間〇〇時間までにしてもらってます。その時間までは出ますよ』のようにサービス残業してもらってるとは言わず、暗に示してきます。
いずれにせよ、はっきりと残業代を『全額支給する』と答えてくれない場合はブラック企業の可能性が高いです。
有給取得率は平均何%くらいですか?
ブラック企業を見抜く逆質問2つ目は「有給取得率は平均何%くらいですか?」になります。
有休を取得させるのは企業の義務になっています。有休を取得した一年以内に労働者は5日の有給休暇をとらなければいけません。これは法律で決まっています。
ホワイト企業の回答例
『もちろんです。基本的に毎月使ってもらってますので100%です。』
もしくは
『部署によって繁忙期があるので、その時は別ですが原則法令にのっとって年間5日は必ず取得してもらってます。』
このようにはっきりと嫌な顔せずに答えてくれるはずです。
ブラック企業の回答例
ブラック企業の場合は、
『有休の取得は部署によって違うから分からないですね』のように、そもそも社員がどのくらい有休を使ってるか知らないか、知ってても教えてくれません。
特に人事が面接担当者だった場合、知らないと言っていたらかなり危険だと思います。
産休や育休は取りやすいですか?
ブラック企業を見抜く逆質問3つ目は「産休や育休は取りやすいですか?」になります。
これは主に女性が聞くべき質問かと思いますが、昨今は男性の育休取得も色々な企業で推進されていまうから男性も聞いていいと思います。
ホワイト企業の回答例
ホワイト企業は
『当社は女性はもちろん、男性にも育休をとってもらっていますよ』
とか
『女性社員は産休・育休を取得しやすい環境ですし、育児をしながら働ける環境も整えてます。周りも協力してくれる体制がありますよ。』
というふうに求職者を安心させようとしてくれます。
ブラック企業の回答例
ブラック企業の回答としては
『う~ん・・・うちはなかなか難しいんですよね。やっぱり産休や育休で抜けられると周りが穴埋めしないといけないでしょう。』
のようにモロに難色を示してきます。特に男性が育休の質問をした場合、あからさまに嫌な顔をするので分かりやすいですね。
採用通知書はいただけますか?
ブラック企業を見抜く逆質問4つ目は「採用通知書はいただけますか?」になります。
これは面接担当者も盲点でして、こんなこと聞かれると思っていないので分かりやすいです。
ホワイト企業の回答例
ホワイト企業の場合は当たり前のように
『もちろん内定を出す際に提示させていただきますよ』
と答えてくれるでしょう。
ブラック企業の回答例
ブラック企業の場合も
『もちろんご提示してます』と答えるでしょう。
ですが、ここで注目してほしいポイントが2つあります。
①質問された時に顔色をかえないか
②なんでそんな事を聞くのか?と質問の意図を聞いてこないか
この2つが同時にあった場合、面接担当者はかなり動揺しているはずです。つまり普段から採用通知書を出していない可能性が高いわけです。
採用通知書を出していないということは、証拠を残したくない=法律違反スレスレもしくは完全にブラックなことをしている。ということです。
注意すべき2つのこと
ブラック企業を見抜く逆質問をご紹介する前に、注意すべきことが2つありますのでお伝えします。
①求人票やHPに記載がある時
1つ目は、これからご紹介する逆質問の答えが求人票やHPを見れば確認できる時です。
事前に確認できることを質問してしまうと
『この求職者は募集要項をしっかり見てきたんだろうか?あまり当社に対する志望意欲は高くなさそうだな・・・』と勝手に判断されてしまう可能性が高くなります。
ですので、枕詞をしっかりそえましょう。
例えば『求人票を拝見したのですが、そこには残業代は全額支給とありましたが・・・』とここまで話せば、たいていは面接担当者から回答してくれます。
もし回答してくれなかった場合は、ストレートに『本当なんですか?』聞くのではなく『皆さんどのくらいの残業時間なんですか?』と聞いてみましょう。
②仕事内容の質問もする
2つ目は「仕事内容の質問もする」ということです。
あまり条件の質問ばかりしてしまうと
『この人は条件で入る会社を決めているんだな。。。』と思われてしまいます。そう思われると挽回することはちょっと難しくなります。
ですので、条件面だけを聞くのではなく仕事内容についても質問しましょう。できれば仕事内容の質問を一通り聞いたあとに、条件面を質問するべきです。
ブラック企業を見抜く逆質問まとめ
最後に簡単にブラック企業を見抜く逆質問をまとめます。
①残業代は全額支給されますか?
②有給取得率は平均何%ですか?
③産休・育休は取りやすいですか?
④採用通知書はいただけますか?
以上、ブラック企業を見抜く逆質問4つでした。4つ目の採用通知書は内定通知書でもいいかもしれません。いずれにせよ社員として採用するのに条件を明示した通知書を出さない企業はブラックの危険性は高いでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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