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satoです。
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事務職の面接ってそんなに難しいイメージはないんじゃないでしょうか?
事務職の有効求人倍率をご存知でしょうか?
2022年5月の時点で転職市場の事務職の有効求人倍率は0.25倍(doda調べ)になっています。つまり、1つの求人に対し求職者が4人いるということになります。あなたが事務職に応募していたら、競合となりえるあなたの敵が3人いるということです。
数ある職種の中で事務職は圧倒的に有効求人倍率が低いです。それだけ採用されるのが難しい職種が事務職です。
これをご理解いただいていない事務希望の求職者は非常に多いです。
つまり面接対策をしっかりしないと、何社受けても内定をもらえないという事になります。
面接前に理解しておくべき3つの事
それでは事務職の面接対策の前に理解しておくべき3つのポイントがありますので、ご紹介します。
資格よりも経験重視
よくキャリアサポートしていると多くの女性求職者から『事務職で働くために簿記の資格の勉強をしています!』とか『前職をやめてから職業訓練校に通い、MOSの資格をとりました!』と言われることがあります。
確かに資格の勉強をすることは良いことだと思いますが、資格取得に固執しすぎてはいけません。というのも企業は資格を持っている人を採用したいのではなく、実務経験のある人を採用したいのです。
ですから、資格取得にこだわって時間をかけるならパートでもアルバイトでも派遣でもいいので、正社員の面接の前に事務職の経験を積むことをおすすめします。(パート、派遣社員、契約社員だったとしても実務経験になりますので安心してください)
とはいえ、事務職に通じる資格があることも事実です。それは以下の2つです。
①MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)
②簿記
この2つは事務職未経験であれば取得しておくとよいでしょう。
裏をかえせば事務職未経験で資格もなにもないという状態では、正社員としての事務採用はかなり難しくなります。
事務職は就職しにくい職種
お伝えしたとおり、事務職の有効求人倍率は圧倒的に低く、求職者が就職しづらい状況です。
実は事務職はパートや派遣社員に任せている企業は多く、正社員で求人をだす企業は多くありません。
ですので、一社だけでなく数社もしくは10社以上は応募して長期戦も覚悟するべきでしょう。
仕事をしている方は、可能な限り在職中で探すことをおすすめします。
コミュニケーション力が重要
事務職といっても、PC作業だけをしているということではありません。
社内外の関係者と連携をしながら商品の発注処理をしたり、提案書の資料作成を補助する時にも営業と打ち合わせしたりもします。
場合によっては営業の代わりに顧客へメールをしたりすることもあります。
事務=ルーチン作業という訳ではなく、コミュニケーションをとりながら仕事を進めるのです。よって面接ではPCスキルや知識だけでなく、コミュニケーション力を重視する企業もあります。
注意点①:服装
注意点の1つ目は服装です。
面接という場であれば基本はスーツになりますが、事務職の面接でそんなにキッチリした服装必要なの?と考える人も多いようです。
ですが、面接という場では、どれだけホームページを見てラフな感じの会社でもベンチャーでもスーツが基本です。
どうしてもスーツを持っていないということであれば購入すべきですが、難しければ最低でもブラウスにジャケットスタイルです。
服装は第一印象を決める大きな要素ですので可能な限りスーツ着用で臨みましょう。
注意点②志望動機
簡単もしくは楽そうだからはNGです。確かにノルマに追われたりすることはないため、精神的なストレスは少ないかもしれません。
ですが、志望動機はそのようなネガティブな話をするのではなく、ポジティブな話をしなければいけません。
例えば未経験の場合であれば『誰かをサポートする役のほうが私の性格に合っていますし、ワードやエクセルもMOS資格のスペシャリストを有しております。』
のように未経験でも事務職に向いている性格を伝え、資格をもっていることを伝えましょう。
正直、事務職の実務が未経験でかつ資格も持っていないとなるとかなり難易度は上がると思います。
注意点③事務職についての考え方
事務職はノルマもなければ、休日出勤や残業も少なく、土日休みがほとんどです。クレーム対応もありませんし、職場の人間関係さえ良ければストレスフリーで働ける可能性が高いです。
ですので、条件面だけで考えるとワークライフバランスを重視する方にはとても魅力的な仕事です。
ですが、そういった条件面が良いからといってそれを面接で伝えてしまうと99%落とされてしまいます。
事務職は確かに営業などの仕事に比べると責任やノルマがない分、仕事は楽な部類に入るでしょう。ですが正社員として事務職を雇う場合、企業はそれなりにノルマや責任を求めますし、中途採用であれば即戦力を求めます。
いくら面接を受けても採用されない場合
未経験やほとんど実務経験がなく、面接を受けても採用されない場合は
生社員を諦めていったん派遣で働くというのも一手です。
派遣であれば企業も受け入れるハードルも下がりますし、派遣会社から仕事をあっせんしてもらえます。
派遣から経験をつめばその実務経験を元に正社員への道もひらかれます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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