こんにちはm(__)m
satoです。
YOUTUBEもぜひご覧ください
この記事では、ニートにはどんな言葉をかけたらいいのか?ニートになった家族にどんな言葉をかけたらいいのか?悩まれている方も多いと思います。
私は過去に、仕事が見つからないニートの方を支援させていただいていました。その時の経験をもとに私が考える「家族がニートにかけるべき言葉」をご紹介します。
全く逆の「ニートに言ってはいけない言葉」についてはこちらの記事をどうぞ⇒【【ニートをもつ家族必見】絶対言ってはいけない言葉6選!!】
基本は”寄り添い” ”共感” ”承認”
言葉は、かけられた側にとって救いにもなれば、凶器にもなりえます。それゆえにニートと接する上で言葉がけは最重要事項とも言えます。
「家族にニートがいる、なんとか社会に出てほしい」と願っているあなた・・・ぜひこれからご紹介する言葉を頭に入れながら話してみてください。
言葉がけのポイントは、相手に寄り添い、共感し、承認してあげることです。この3つを常に意識してください。
この3つを意識した話し方をしていると、少しづつ相手も心を開いてくれるはずです。
本記事を最後までお読みいただき、ニートの家族にとってプラスになるような言葉がけを知っていただければ幸いです。
無理しなくていいよ
ニートにかけるべき言葉の1つ目は、「無理しなくていいよ」です。
当然、嫌みっぽく言ってはいけません。あくまで寄り添ってあげる姿勢を見せ続けることが大切です。
ほとんどのニートは”ニートになりたくてなっている訳ではない”です。このことをふまえて、突き放すのではなく、寄り添ってあげる事が大事です。
本人も苦しんでいたり、悩んだりしている訳ですね。そこに追い打ちをかけるような言葉はNGです。
むしろ「無理しなくていいよ」と声をかけてあげ、精神的プレッシャーや焦り、後ろめたさから少しでも解放してあげてください。
「早く働いてもらいたい!!」というお気持ちはよく理解できますが、焦ってはいけません。相手がニートになってしまっている以上、焦らずじっくりと長期的に考えなければいけません。
まずはあなた自身がニートのよりどころになってください。
愚痴を聞いてくれないか?
「愚痴を聞いてくれないか?」以外にも「聞いてほしい事があるんだ」とか「相談にのってくれないか」でもかまいません。
大切なのは「自分は頼られているんだ」と思ってもらうことです。
普段仕事もしていないし、学校にいっているわけでもないニートは自分の存在価値なんて無いと思っています。自信なんてほとんどない人ばかりでしょう。(まれに高学歴ニートの方々はちょっと違う考えだったりしますが・・・)
相談する事によって「ニートの自分でも話しを聞いてあげられるんだ」というように少しだけ自信になります。
こういった積み重ねが、社会にでられる自信にもつながっていくんです。
助かったよありがとう
3つ目は、「助かったよ、ありがとう」です。
例えば、家の手伝いをしてもらった時や、悩みを聞いてもらった時、知恵を借りた時などです。
この言葉は相手がニートだけでなく、職場や学校生活などあらゆる場面で使えます。
相手とのコミュニケーションを円滑にする為に非常につかえる言葉ですので、積極的に発していきましょう。コツは「助かったよ」と「ありがとう」をセットにすることです。
”助かった”という言葉で「誰かの役に立てた」という気持ちになれます。そして”ありがとう”という感謝の言葉で自分の承認欲求が満たされます。
たまに「ありがとう」という言葉を使えない方がいますが、人生でたくさん損をしていると思います。感謝の言葉は、どんなささいな事でもしてくれた相手に対して必ず伝えるべきです。
ニートであればなおさら欲しい言葉です。
それいいね
4番目は「それいいね」です。
どんな些細な事でもいいので、共感してあげてほしいんです。
たとえば服装だったり、視聴しているテレビや映画、などでいいので、「それいいね」と言ってみてください。
良好な会話を作るにはまず相手に対し共感を示すこと。これはニートとのコミュニケーションをする上でかなり大切になります。
ニートに対して大切なのは、否定の言葉を使わずに、共感し、肯定することです。
自分の事を否定してくる人間の言う事は聞きたくありませんよね?でも自分を肯定してくれて認めてくれる人間の言う事は素直に聞けるはずです。
そんな考え方もあったなんて知らなかった
最後は「そんな考え方もあったなんて知らなかった」です。
ちょっと使いどころが難しいですが、
『そんなに頭使えるんだからもっと自信もっていいんじゃない?』という事を伝えたいのと、共感することにより心を開いてもらう事が狙いです。
上記の言葉は一例です。自信をもたせるような言葉がけと共感を、意識していただけると良いと思います。
家族がニートにかけるべき言葉のまとめ
それでは、家族がニートにかけるべき言葉を簡単にまとめたいと思います。
①無理しなくていいよ
②愚痴を聞いてくれないか?
③助かったよありがとう
④それいいね
⑤そんな考え方もあったなんて知らなかった
ご紹介した5つの言葉は、自信を無くしていたり、自分の存在価値が見えなくなっている人にはかなり効果的です。
関係がギクシャクしてしまっているからといって、ニートの家族をさけて、会話がどんどん減っていくというのは完全に負のスパイラルです。
自信がなくなり、ふさぎこみ、他人との関わりが持てなくなっているニート家族に、”言葉がけ”という救いの手を差し伸べてください。それは家族だからこそできることだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それから面接でお困りの方は、ココナラというサイトで面接相談をさせていただいています。
こちらからお気軽にご連絡ください。