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satoです。
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『子どもがひきこもって困っている』『仕事もしないで部屋で一日中ネットばかりやっている・・・』このようにお子さんがひきこもってしまって、どう対処したらいいか分からない保護者の方は多くいらっしゃいます。
人は誰しも一度、ひきこもってしまうとなかなか抜け出せません。
私自身、大学を中途退学した直後は実家に戻り、ひきこもっていた時期がありました。
ひきこもっていた時は、大学を辞めてしまった後悔や親への後ろめたさ、申し訳なさなど「自己否定感」でいっぱいでした。
ひきこもる心理は実際にひきこもった人にしか理解しにくいものです。私も自分がひきこもってしまうなんて考えもしてませんでしたから。
ですがコミュニケーションがとれる状態であれば、まだまだひきこもりから抜け出せる可能性はあります。この記事ではひきこもりが社会復帰するための方法をご紹介していますので、ぜひ参考になさってください。
なお本記事は、ひきこもっている子どもとある程度話ができることを前提としています。
ひきこもり関連の本を読ませる
ひきこもりを社会復帰させるための方法一つ目は「ひきこもり関連の本を読ませる」になります。
ひきこもり関連の本を読むと、自分と同じような境遇の人がいるんだと認識でき、孤独感が薄まってきます。
ひきこもっているとどうしてもネガティブになってしまい、周りの声に対しても
『どうせひきこもりの気持ちなんか分からないだろう』という考えになりがちです。そんな時にひきこもり関連の本を読むと自分の気持ちや考えを整理することができます。
それから自分と同じ境遇の人たちが「どうやって社会復帰できたのか?」「ひきこもりの時にどんなことを考えていたのか?」「社会復帰したあとどうなったのか?」というヒントもつまっています。
よほど本を読むのが嫌いでなければぜひ下の書籍を勧めてみてください。
こちらはひきこもっている方向けの内容になっています。ひきこもってしまっている人にとって社会復帰のためのヒントがいくつもあります。
それからひきこもりのお子さんにどう対処したらいいのか?という視点で良書がございますのでこちらもご紹介します。
ひきこもりはなぜ「治る」のか?―精神分析的アプローチ (ちくま文庫)
著者の斎藤環さんは精神科医です。
ちょっと古い本ですが、ひきこもり対策の本質は現代においても変わりません。非常に論理的でかつ実践できる内容です。
ご紹介した2冊の他にもひきこもりが社会復帰するためのヒントになる本はたくさんあります。
ひきこもり経験者との交流
引きこもりを脱却できた一つのケースとして、同じ境遇、つまり「引きこもっていたことのある経験者」との交流が挙げられます。
先にご紹介した「ひきこもり関連の本を読ませる」でも触れましたが、同じ境遇の人を身近に感じると孤独感がうすくなります。
いくら家族がアドバイスをしても、ひきこもりからすると『同じ境遇じゃないんだから自分の気持ちなんか分からない』となってしまいます。
ですが、実際にひきこもりを脱却し社会復帰できた人の体験談は前向きな気持ちになれますし、行動を起こせるようになります。
今は、実際に会うというよりも厚生労働省が主催している「ひきこもりホットライン」やZOOMを使ってオンラインで交流をすることも可能です。
つまり、ひきこもったまま、ひきこもりの方と交流する事も可能な訳です。
ひきこもり対応の専門機関に頼る
自分たちだけで解決せずにひきこもり対応の専門機関に頼ることも大切です。
いくら素人がアレコレ考えても、その道のプロには勝てませんし、第三者の冷静な意見を聞くのは有効です。
メンタルクリニック
もしも精神的なことがきっかけでひきこもってしまっている場合は、メンタルクリニックに通うという手段も効果的です。
病院だけに頼るのではなく、デイケアの利用や適応指導教室に通うのもいいと思います。それからメンタルケアを専門にしているカウンセラーに相談するのも有効です。
ひきこもり地域支援センター
日本には厚生労働省がひきこもりの支援を目的として、ひきこもり支援員が在中するひきこもり相談窓口があります。
全国に点在している為、下記のリンクから近くのひきこもり地域支援センターを探してみてください。
ひきこもり歓迎の転職エージェントを頼る
最後にニートやひきこもりの方でも歓迎という転職エージェントをご紹介します。
転職エージェントとは、簡単に言うと求職者に求人を紹介してくれる会社のことです。
転職エージェントは、企業から紹介料として報酬をもらいますので、求職者側は基本的に全て無料でサービスを受けられます。
こうした転職エージェントは大小合わせたらいくつもありますが、中にはひきこもりでも歓迎してくれるところもあります。
主なエージェントは以下の7つです。
これら7つの転職エージェントは、20代限定ですが、ひきこもりやニートが社会復帰するための支援をしてくれます。
キャリア相談、書類作成のアドバイス、面接対策など全てのサービスを無料で行ってくれますので、ぜひ利用してください。
長年ひきこもっているからといって、社会復帰をあきらめるのではなく、今できることを何でもいいのでチャレンジしてみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それから面接でお困りの方は、ココナラというサイトで面接相談をさせていただいています。
こちらからお気軽にご連絡ください。