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ニートが公務員を目指す前に知っておくデメリットとメリット

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『公務員になれたら、安定した生活が待っている・・・ニートから勝ち組に逆転だ!』と考えるニートの方は多いかもしれません。

確かにそうかもしれませんが、公務員を目指す前にメリットとデメリットを知っておくべきです。

特に若いニートの方にとっては時間がありますので、公務員試験に向けて勉強を始めようかと考える方もいらっしゃると思います。

この記事は、ニートは公務員を目指すべきか?目指すだけの価値があるのか?を私なりにご紹介しています。

これから公務員試験を受けようか考えているニートの方、いま勉強中のニートの方に参考になれば幸いです。

※公務員試験は基本的に年齢制限が設けられており、公務員を目指すとしても現実的には20代後半までになります。

 

 

公務員のデメリット4つ

まず初めにニートが公務員を目指す上で、事前に確認しておくべきデメリットを4つご紹介します。

 

デメリット①合格しないと勉強時間が無駄になる

デメリット1つ目は「合格しないと勉強時間が無駄になる」ことです。

公務員になるには、公務員試験に合格しなければいけません。

合格率は国家公務員か地方公務員かでも違いますし、職種によっても違います。ただ、一般的に合格率は20%~40%ですので簡単ではありません。

試験も基本的には年に一回しかないので、ニートをやりながら勉強するなら絶対に一回で合格するくらいの気概でやりましょう。

もし2年も3年も勉強して、公務員を断念した場合、この無職期間が長くなるほど取り返しがつかなくなります。

公務員試験の勉強が民間企業で役に立つかというと、ほとんど役に立ちません。なんなら公務員になってからもほとんど役に立ちません。

勉強した内容が今後の仕事で活かしにくいのもデメリットになります。

それから民間企業の面接で無職期間の理由を聞かれたさいに

『公務員試験の勉強をしていました』

と答えた場合、面接担当者からすると納得できる反面、理解力や記憶力などの地頭に不安を与える可能性もあります。

 

 

デメリット②上下関係がはっきりしたヒエラルキー

デメリット2つ目は「上下関係がはっきりしたヒエラルキー」です。

もちろん民間企業でも上下関係はあるのですが、公務員は民間企業よりもはっきりとしたヒエラルキーが存在します。

よく「風通しのよい職場」なんて表現をしますが、公務員でそういったことはほとんどありません。

良くも悪くも上下関係がはっきりしており、上司との相性が悪いと毎日ストレスを感じながら仕事をすることになるでしょう。

それからサービス残業や休日出勤を強制されるケースもあります。当然さからえません。

もしメンタル面の不調でニートになってしまった場合、かなり注意しておかなければいけないポイントです。

 

 

デメリット③仕事内容を選べない

デメリット3つ目は「仕事内容を選べない」ことです。

警察官や教師といった仕事は別ですが、役所関係に勤めている公務員の方は数年ごとに異動があります。ですが好きな仕事を選べるわけではありません。

自分のやりたい仕事がない人はいいかもしれません。

ですが、やりたくない仕事を数年強制されることになると、人によっては大きなストレスになります。

特に仕事をしていない期間が長いニートの方ほど、やりたくない仕事を強制されることにストレスを感じやすい傾向にあります。

仕事内容を選べないことはニートにとってかなりデメリットになりうるでしょう。

 

 

デメリット④民間企業に転職する時に強みがない

デメリット4つ目は「民間企業に転職する時に強みがない」です。

簡単にいうとスキルが身につかないという事です。さらに言い方を変えると専門性のない仕事になります。

例えば、営業職として10年民間企業で働いていたら、営業職としてのスキルや経験を生かして同じ営業職に転職はしやすいです。

経理の仕事をしていたら、退職後に経理の仕事で雇ってもらえる可能性は高くなります。

こうした専門性が公務員の仕事はほとんどないので、いざ転職しようとした際に、自分の強みがないんです。

苦労して公務員試験に合格し、働くことになったはいいけど数年で退職。でも民間企業で働けるスキルが一切身についていない・・・というのはニートに限らずですが、大きなデメリットではないでしょうか。

 

 

公務員のメリット3つ

次に、ニートが公務員になることのメリットを3つお伝えします。

メリット①学歴や職歴が関係ない

メリット1つ目は「学歴や職歴が関係ない」です。

公務員は”公務員試験”での採用に合格する事が条件になります。

したがって、学歴や職歴は関係ありません(全ての公務員に当てはまるわけではないようです)

ニートの中には学生時代から引きこもってしまい、中卒や高卒の方も少なくありません。そういったニートの方にも十分チャンスがあるわけです。

ただし、国家公務員や県庁に勤めるとなると試験そのものの難易度がかなり高く、中卒レベルの学力では歯が立ちません。逆に地方公務員であればしっかり勉強すれば合格できる可能性はあります。

 

 

メリット②成果はほぼ求められない

メリット2つ目は「成果はほぼ求められない」になります。

民間企業がなぜ成果を求められるか・・・それは利益を上げないと会社が倒産してしまうからです。

ですが、公務員はそのような存続を懸念するような危機はありません。

もちろん部署ごとで課せられているミッションはあるので、ダラダラやっていていいという訳ではありませんが、民間企業に比べてはるかにプレッシャーが少ないです。

過去の職場で数字のプレッシャーがきつく、精神的に病んでしまったというニートの方にとってはメリットになりうると思います。

 

 

メリット③仕事がなくなることはない

メリット3つ目は「仕事がなくなることはない」になります。

公務員の人気な理由は、やはりこれでしょう。

ご存知の通り、民間企業のように利益をあげないと倒産してしまう!というような組織ではありません。

働こうと思えば定年まで働けるでしょう。ですが、

『とりあえず公務員になれたから適当に仕事して定年まで過ごせばいいや』というような考えですと職場で浮いてしまいかねませんし、周囲と上手くコミュニケーションとれなければ居づらくなってストレスを抱えてしまいます。

 

 

結局ニートは公務員を目指すべきか否か

ニートが知っておくべき公務員のメリット・デメリットをお伝えしましたが、結局公務員を受けたほうがいいのかどうか?これが知りたいですよね。

ですので、最後に公務員を受けるべきニートがどんな人なのか?を簡単にまとめます。

 

公務員を目指すべきニート

公務員を目指すべきニートは、以下の全てに当てはまる人です。

 

○コミュニケーション力が高い(どんな職場環境でもある程度対応できる。)

○明確にやりたいことはないがやりたくない仕事もない(希望しない部署異動にも耐えられる)

○学校の成績が優秀だった(試験に強い)

○年齢が20代前半(勉強する時間が数年確保できる)

 

逆に上記のいずれにも該当しない場合は、公務員試験を受けるよりは民間企業を狙ったほうがいいと思います。

公務員になったからには、基本的には定年まで働くことが前提です。

もし上手くいかなかったとしても公務員から民間企業に転職するのはそれほど簡単ではありません。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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