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satoです。
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一念発起して社会復帰をしたにも関わらず、ブラック企業に入社してしまい結局すぐ退職。精神疾患にかかり、しばらく働けない状況になってしまい、結局ニートに逆戻り・・・まさに悪夢ですね。
この記事では、ブラック企業になんて間違っても入社しないよう、現役のキャリアコンサルタント目線で見分け方をご紹介します。
最後までお読みいただければ「ブラック企業にうっかり応募してしまった」という最悪な事態を回避できるはずです。
目次
ブラック企業に入社すると起きること
ブラック企業に入社するとなぜダメなのか?
初心にかえっておさらいしましょう。ブラック企業に入るとどんなことがあなたの身に起きるのか・・・
〇貧乏になる
⇒低賃金で働くことになる可能性が高いから
〇不健康になる
⇒残業が多かったり休日出勤の強制をさせられる可能性が高い&ハラスメントを受け精神的に病んでしまう可能性も高いから
〇友達が減る
⇒残業&休日出勤で友達と遊ぶ回数がへり自然消滅する可能性が高いから
〇恋人ができないorいなくなる
⇒作りたくてもその時間がないし、いたとしてもデートする時間すらなくなる可能性が高いから
〇転職できずにしばられる
⇒転職活動をする時間もないし、上司からの圧力で転職する気をそがれる可能性が高いから
最悪、自ら命を絶ってしまう人もでてしまう。それがブラック企業の恐ろしさです。
ネットでよく見るブラック企業の特徴
まずネットでよく見るブラック企業の特徴をご紹介します。
・長時間労働を強いられている
・サービス残業が当たり前になっている
・恫喝や人格否定などのパワハラ・モラハラの横行
・面接時に聞いていた内容よりもはるかに安い給与
・精神論の押し付け
・有給休暇を取らせてもらえない
・休日でも出勤を強制
確かに、これらはどれをとってもブラック企業の特徴で間違いないのですが、これらって入社してからじゃなきゃわからないですよね?
入社してから、『あっ、ここってブラック企業だ!!』と気づいても時すでに遅し!ですよね?
入る前に、その企業がブラックかそうじゃないかを知りたいのに・・・ちなみにブラック企業は上記のような事を面接時に聞いても、都合が悪い内容はごまかしますので意味がありません。
ですので、この記事では、あくまで求人情報からブラック企業の特徴をお伝えしていきます。この記事を何度も読み返して間違ってもブラック企業の求人に応募しないよう注意してください。
ブラック企業の求人特徴:常に同じ職種を大量募集している
ブラック企業の求人特徴1つ目は、「常に同じ職種を大量募集している」ことです。
毎日、求人を見ているといっつも同じ内容の求人があったりましませんか?そして、大企業でもないのになぜか数十名以上の規模で募集している・・・。
このような求人はかなり危険です。
なぜなら、基本的には入社した人間が数か月以内に辞める事を前提にしている可能性があるからです。
特に、営業職に多いので、大量に募集している場合は要注意です。
ブラック企業の求人特徴:みなし残業時間が30時間以上
ブラック企業の求人特徴の2つ目は、「みなし残業時間が30時間以上」あることです。
みなし残業というのは、簡単に言うと30時間まではいくら残業しても実費で残業代が出ないということです。言い方を変えると”時間外手当”のようなものがあるので、残業をしてもしなくても30時間分は払いますよ!でも、30時間を超えるまでは提示している手当以上は出ません。という意味です。
ここで大事なのは、求人情報に、「超過した分は実費支給」と記載があるかどうかです。みなし残業はブラック企業じゃなくてもよくある求人内容です。
ですが、ブラック企業はなるべく残業代を払いたくないので、みなし残業の時間を超えたら残業代を支給しない!というところも結構あるのです。
ですので、「超過した分は実費支給」のように求人情報にしっかり記載している企業はブラック企業である可能性は低くなります。
ブラック企業の求人特徴:記載されている年収の幅が大きい
ブラック企業の求人特徴3つ目は「記載されている年収の幅が大きい」ことです。
例えば、「年収350~1,500万円」のような不自然な年収の幅は要注意という事です。歩合制の営業職に多いかと思いますが、稼げる人は稼げるけど、ほとんど人が稼げずにやめていく企業でしょう。
それから、いきなりタイトルに「年収1000万円以上!」のようなお金だけで求職者を釣ることが目的の求人もたまに見かけます。こういう、まずはお金で釣る!という企業はブラックの可能性が高いです。
ブラック企業の求人特徴:未経験OKなのに給料が高い
ブラック企業の求人特徴4つ目は、「未経験OKなのに給料が高い」です。
求人票を見ると「未経験でも歓迎」とか「年齢・性別関係なし!」の謳い文句って多いですよね。もちろんこれだけなら問題ないのですが、なぜか表示されている年収がやたら高い場合ありますよね?これは要注意です。
まずは未経験で気をひき、次に未経験なのに高年収!という魅力的な条件を見せつける作戦の可能性は高いです。
ブラック企業の求人特徴:業界未経験者の活躍を際立たせている
ブラック企業の求人特徴の5つ目は、「業界未経験者の活躍を際立たせている」です。
よく「異業種からの先輩も活躍しています!」とか、「業界未経験でも大歓迎!!」のように、業界を知らなくても全然問題なしという事を強調している求人ありますよね?
こういう企業はとにかく誰でもいいから人がほしいのです。すぐに辞めてしまうからか、もしくは業界を知らないほうが扱いやすいからです。
こういった業界未経験を全面に押し出している求人はブラック企業かもしれないと疑うべきです。
ブラック企業の求人特徴:やりがいを売りにしている
ブラック企業の求人特徴6つ目は「やりがいを売りにしている」です。
求人情報を見ているとやたら”やりがい”のある仕事を強調している企業があります。
これは「頑張ればその分リターンがあるから、とにかくガムシャラに頑張れ!」という隠れたメッセージです。実際本当にリターンがあればいいですが、ほとんど見返りのない場合もあります。
とくに中小企業であればあるほど危険度が増します。
中小企業は人手が少ない分、一人がこなさなければいけない業務が多岐にわたります。その為、確かに色々な仕事を任されてやりがいはありますが、長時間労働&休日出勤&無手当・・・なんて事になりかねません。
ブラック企業の求人特徴:ハローワークにしか求人を出していない
ブラック企業の求人特徴7つ目は「ハローワークにしか求人を出していない」です。
もしあなたが、『ハローワークでは仕事を探さないよ!』という方であれば全く問題ないです。ただ、ハローワークにもお世話になっている!というのであれば要チェックです。
企業がハローワークに求人を出す時にかかる費用はどれくらいだと思いますか?
タダです。
それに対して、求人情報を載せられる転職サイト(エン転職、マイナビ転職等)や人材紹介サービス会社(dodaやリクナビエージェント等)は広告費用や紹介手数料が発生します。(数十万~数百万円)
つまり、ハローワークにしか求人情報を載せていない企業は、
”お金がないからハローワークしか使えない”
という可能性が非常に高いわけです。
当然、お金がないよりある企業に就職したいですよね?
ブラック企業の求人特徴まとめ
ブラック企業の求人特徴を7つご紹介してきました。いかがでしたでしょうか?
もちろんここに挙げた特徴が全てではありませんし、上記の特徴に該当していてもブラック企業ではないところもあるでしょう。
あくまで目安として考えてくださいね。
この記事が、あなたの就職活動のお役にたてたら幸いです。
それからホワイト企業を見抜くコツも記事にしていますので、良ければご参照ください。
【働きたいニート必見!ホワイト企業を応募前に見抜くコツ7選!!】