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satoです。
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面接で失敗体験を聞かれた時に、何も回答を用意していないともの凄く困りますよね?ですが、この失敗体験を聞かれる可能性はそこまで低くありません。念のため、聞かれた時にどのような回答をするか考えておいたほうがいいでしょう。
そこでこの記事では、失敗体験を聞いてくる意図、失敗体験のNG回答例、OK回答例をご紹介したいと思います。
失敗体験なんて話したくない・・・と思われる方は多いと思いますが、ちゃんと対策することにより失敗体験でも印象が悪くならず、むしろ良くなるような話し方もできます。
ぜひ最後までご覧ください。
それから失敗体験とは逆に、成功体験を聞かれることもあります。成功体験を語る時もコツがありますのでぜひこちらの記事も参考になさってください。
面接で失敗体験を聞く意図
この意地悪な質問を聞く意図は2つです。
①どのようなことで失敗するか?
失敗体験を聞く意図の一つ目は「どのようなことで失敗するか?」を知りたいためです。そもそものその人のスキルですね。
やはり仕事を任せたら誰しも、大きなミス小さなミスをしてしまいます。ですがあまりにもミスが多かったり、致命的だったりしたらやはり足を引っ張ってしまうことになりますよね。
ですので、失敗体験を聞いて入社後に致命的なミスをしないかの確認をしたいということです。
②問題解決能力を知りたい
失敗体験を聞く意図の二つ目は「問題解決能力を知りたい」からです。
どのような失敗経験をして、それをどう対処したのか?という対処スキル(問題解決能力)の確認です。
入社したあとにミスをしない人を採用できればいいですが、そんな人いないと面接担当者も分かっています。なので、ミスをしたあとにどうやってリカバリーするか?そしてミスを繰り返さないよう、どのような工夫をするかを知りたいわけです。
失敗体験の伝え方NG例3つ
ここからは失敗体験の伝え方で3つのNG例をご紹介します。皆さんがやってしまいがちな3つなのでぜひチェックしてください。
NG例①改善策がない
NG例の一つ目は「改善策がない」ことです。
ただ失敗した経験を話すだけだと、どうしてもネガティブな印象が強く残ってしまいます。ですので、その失敗を「どのように改善し、今後どうやって仕事に生かすのか」をしっかり伝えましょう。
失敗体験を経て、同じ失敗をしないための改善策がないと聞いてる面接担当者の印象は良くなりません。
裏を返せば、適切な改善策を話せれば失敗体験を話しつつも面接担当者の好感度があがるわけです。必ず、その失敗体験から同じミスをしないよう、次はどのようなことに気をつけていくか?もしくは気をつけた事を伝えましょう。
NG例②ルール違反
NG例の二つ目は「ルール違反をした」と言ってしまうことです。
いくら失敗体験とはいえ、社内のルールや法律を犯しました。というような内容は絶対NGです。
基本的には、失敗体験を語る際はいわゆるケアレスミス(うっかりミス)による失敗例を伝えるべきです。『この人は、社内のルールや法律を守れない人なんだ』というレッテルを面接中にはられてしまったら確実に不採用です。
ルール違反をした経験があったとしてもそれを伝えることはオススメしません。
NG例③失敗はない
NG例の3つ目は「失敗はない」と伝えてしまうことです。
一番気を付けないといけないのはこれです。失敗体験は急に聞かれると答えられない人が多いです。やはりネガティブなことを言わなければいけない訳ですから、『印象が悪くならないことを話さないと・・・』と考えてしまうととっさに出てこないんですよね。
ですが、誰にでも失敗した経験はあることを前提に面接担当者は質問してきます。
つまり『失敗した経験はありません』や何も答えられないというのは、自分を「棚卸できていない人=失敗を繰り返しそうな人」という印象を相手に与えます。
それから自信をもって『失敗した経験はありません』と答えられてしまうと面接担当者は『この人はめちゃくちゃ優秀な人なんだ』と思うか『自信過剰で扱いにくそうだな』と思うかです。ですが、どちらかというと後者の印象を与えてしまう可能性が高いです。
失敗体験のOK回答例
ここからは本題である失敗体験の伝え方で、オススメのOK回答例をご紹介します。
ポイントは「反省&改善をもりこむ」に尽きます。
⇒基本的には大きな失敗体験でも伝えて大丈夫です。ですが、必ず反省している旨をしっかり伝えて、どのように改善したかをもりこみましょう。
元々は、提供していた製品の初期不良交換の依頼だったのですが、私の発注ミスにより全く別のものが届いてしまいました。
交換できる時期が2週間以上延びてしまい、お客様の業務に支障が出てしまいご迷惑をおかけしました。
これは完全に私の確認不足によるところでした。
それからは私だけが確認するのではなく、他の人にも確認してもらうようダブルチェックを徹底しています。
私自身も忙しいときほどチェックすることを怠らないようにし、この失敗のあとは同様の発注ミスはなくなりました。』
このように、
まずはどんな失敗をしたかを明確にする→しっかりと反省していることを示す→改善策を示す→結果同じミスを繰り返していないことを強調する。
この構成で話してください。
失敗体験を伝える時のポイント
最後に、失敗体験を伝える時のポイントをご紹介します。
①基本はケアレスミスにより起きた失敗体験を伝える
②反省の弁を述べる
③改善策を伝える
④結果、同様の失敗はしていないことを伝える
上記のような4つのポイントをしっかりおさえて回答できれば失敗体験といえども、あまりマイナスな印象にはならないはずです。
失敗体験は準備していない状況でいきなり聞かれると、このような4つのポイントをふまえた回答はまずできません。
他の求職者よりも良い印象を残せるように必ず準備して面接にのぞみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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