こんにちはm(__)m
satoです。
本日は、ニートが体験した転職成功談と失敗談をお伝えしていきます。
実際に過去ニートだった人達にアンケートをとったリアルな結果ですので、かなり参考になると思います。(アンケートはクラウドソーシングサイトのLancersでとりました)
最後までお読みいただくと、ニートが転職活動する上でどんな事をやれば上手くいくのか?そして転職活動における失敗を回避するヒントになると思います。
リアルなニートの転職成功談
それでは10人の元ニートの転職成功談をご紹介します。
アンケート結果を見るとニートが転職を成功させるパターンは4つに分類されることが分かりました。
その4つとは・・・
①PCスキルを企業に評価された
②転職エージェントの活用に成功
③資格取得に成功した
④コネ入社
PCスキルを評価してもらえた
ニート時期にプログラミングとデザインの勉強して、自作でサイトを作りました。近所のパティスリー やパン屋に掛け合ってパッケージのデザインをさせてもらったものを実績と掲載したサイトです。これで、いくつか仕事が取れるようになりました。
元ニート男性
ニート時代にパソコンをずっと使って遊んでいたのでパソコンスキルを企業にかわれて職につけました。あとは、身だしなみが大事とネットでみたので、しっかりしていきました。
元ニート女性
sato
このお二人はパソコンを使うことに長けていて、そのスキルを上手くつかって企業に採用されたようですね。
特にプログラミングのスキルはフリーランスとして活躍する事も可能ですし、プログラマーやシステムエンジニア等のIT系技術職はこの先も人手不足が続きます。ニートであれば時間はたっぷりあると思うのでプログラミングスクールを利用してスキルを身に付けるのも良いと思います。プログラミングスクールによっては就職できなかった場合、受講料が全額返金というところもあります。
転職エージェントの活用が成功した
ハローワークや転職エージェントのアドバイザーに相談をしてみました。すると何だか気持ちがスッキリして、転職への自信が湧いてきたので良かったです。そこから積極的に活動できるようになり、転職エージェントに紹介してもらった企業に就職できました。
元ニート男性
ニート時に転職活動をして、成功したのはとにかくいろいろな転職エージェントにアクセスして、面倒くさらず人に会うことだと思います。ニート歴が長いとどうしても引きこもりがちなので、消極的にならないようにすることだと思います。
元ニート女性
1年近くニートをしていました。転職エージェントに紹介された求人に何件か応募しました。 様々な会社の面接を受けましたが、残念ながら受からなかった会社の人事の方にもアドバイスを沢山頂けました。面接時に逆に相談してみる、というのもありなのかと思います。結果的に自分の方向性が定まったので仕事を見つけることができました。
元ニート男性
sato
自分ひとりで悩まず転職エージェントに相談した結果、就職に結びついた人も多くみられました。ただ意外なことにハローワークで仕事が見つかったという人は一人もいませんでした。
やはり企業もハローワークに求人を出すよりも、転職エージェントや転職サイトを使うケースが圧倒的に多いためと思われます。
資格取得に成功した
ニート時から、急に外に働きに出るのは、精神的にも身体的にもきついと感じたので、在宅ワーカーといった道を選びました。 在宅ワーカーのバイトを始めてからは、いろいろな資格を取得するために、勉強するようになりました。
電気工事士の資格を取れたため、就職に成功しました。今後は更に上の資格も取ろうと考えています。
元ニート男性
教育訓練給付制度を活用して、さまざまな学習スキルを修得し、その後の就職活動や就職先で活かせる事が出来ました。資格のスクールに通いながら給付金を月々もらえるので生活基盤を安定させることができました。
元ニート女性
sato
このお二人はニートの特権である”時間”を資格取得に使い、結果それが功を奏して就職できたようです。ただし、資格取得は方向性を誤ると本当に時間を浪費する事になりかねませんので、なんの資格を取るかしっかり考えるべきです。覚えておいていただきたいのは、業務独占の資格(弁護士や宅地建物取引士、電気工事士など)以外は、実務経験が優遇されるということです。
つまりいくら資格があっても実務経験をしていないのであれば、資格を持っていない実務経験者のほうが有利です。
ですので『就職するためにはまず資格をとるんだ!』というようにあまり資格取得に固執する必要ありません。
コネで入社に成功した
私はほぼニートの状態で1年ほど過ごしましたが、知り合いの紹介により、その人が勤めている会社に就職できたことです。たまたま知人の職場が人手不足だったのですぐに働くことができました。
元ニート女性
前職で知り合ったお客様にばったりお会いした時に、ちょうど知り合いが社員を募集しているからと紹介をいただきました。前職での経験を生かした仕事だった為、すぐ採用していただきました。今までついたことのある職種だと、空白期間があっても採用されやすいと感じました。
元ニート女性
ニート期間が長かったので、普通に応募して面接を受ける形では就職できないと思い、従兄の知人が経営している合同会社で働くことにしました。いわゆる、コネ入社です。従兄と従兄の知人を交えて一度食事に行ったくらいで、特に形式ばった面接などは受けることなく、入社出来ました。
元ニート男性
sato
このお三方人はいわゆるコネ入社ですが、三者三様ですね。知人からの紹介、前職での取引先のつながり、親族からのつながりといったように、一般的な求人応募ではないコネを使っての転職成功者も多くいるようです。ニート全体の2割くらいはこういったコネを使っての入社ではないかと思います。
リアルなニートの転職失敗談
ここからはニートの転職失敗談をご紹介していきます。
マナーとコミュニケーション力が不足していた
夏だったので、スーツではなくオフィスカジュアルのような服装で面接に行ったら非常識だと指摘されました。今までアルバイト経験しかなくどんな服装でも割と大丈夫でしたが、正社員となるとやはり違うんだなと感じました。
元ニート男性
面接時なのに私服で行ってしまった時は、企業の人に変な目で見られたのを今でも忘れません。それと、人見知りでしたので中々質問に対して答えることができませんでした。
元ニート女性
sato
ニート期間が長くなると社会の一般常識やマナーを忘れてしまいますし、コミュニケーション力はどんどん落ちていきます。ニートが長くなればなるほど陥る負のスパイラルですね。
面接でウソをついてしまった
就職面接で「今何をしているのか?」と質問された時に、就職活動以外になにもしていない」と答えるのが恥ずかしく「アルバイトをしています」と嘘をついてしまいました。直後にアルバイトの内容を聞かれ、まともに答えられず恥ずかしい思いをしました。
元ニート女性
ニート期間が10ヶ月ほどあり、履歴書の空白期間なにをしていたか面接でよく聞かれました。その際に、嘘をついたり、言い訳のようなことを話してしまったことがあり、結果的に先方に変な印象を与えることが多かったです。ニートをごまかす事により、余計不信感を与えてしまうと思いました。
元ニート男性
sato
これはまさにニート期間の長い人であれば一度は通る道ですね。
私もニート期間が半年ありましたから、面接時には答えづらかった記憶があります。
ニートの空白期間をどう答えるか・・・やはりウソをついてしまうとその後のツッコミに対応できなくなりますから、空白期間の答え方は非常に重要です。
面接時における空白期間の答え方のコツをまとめた記事はこちら↓↓↓
【ニートのアルバイト面接対策!ニートは履歴書の空白期間をどう答えるべき?にお答えします!!】
【ニートが面接で言ってはいけない無職期間のNG理由4つ!!】
高望みし過ぎた
条件を絞り過ぎて活動が滞った時期があったので後悔しました。自分の市場価値をしっかり人してから職場を探すべきだったと反省しました。私ができる仕事に絞って応募していればもっと早く就職できたと思います。
元ニート男性
今までやっていた職種と全く違う新しいジャンルの仕事にチャレンジしてみたいと思い、いくつか応募してみました。しかし年齢、経歴、ニート期間などがネックになり「即戦力を求めているから」と断られ続けました。
元ニート女性
sato
仕方ないことですがニート期間が長ければ長いほど、就職には不利になります。その為、ニート期間が1年以上場合は、自分の”やりたい事”ではなく”できる事”を軸に職探しをするべきです。いきなり正社員じゃなくてもいいんです。アルバイトでもいい。まずは社会復帰すること。そこから次のステップにいけます。
よく調べず安易に入社し後悔
従兄の知人が経営している会社に入社できたところまではは良かったです。ですが入社してからは、社員教育や研修などもロクに受けさせてもらえないまま客先に行かされたりしました。
先輩に質問をしても「お前はまだそんなこと知らなくていい」の一点張りではぐらかされ、業務内容に関する知識もろくに無い状態で客先とコミュニケーションを取ることになり、かなり苦労しました。
元ニート男性
将来正社員にしてくれるという約束で、バイト(低賃金)を一年間くらい続けてしまいました。やめる一か月ほど前に正社員のお誘いがありましたが、業務内容や給与が聞いていた内容と大きく違っていたためお断りしました。
正直、一年間無駄にしてしまったと後悔しています。
元ニート女性
sato
中小企業のコネ入社も雑な扱いを受ける危険性が高いです。
それから「とりあえず入れるところに入社した・・・」という場合は入社後に後悔するケースが多いです。
アルバイトや派遣社員から正社員になれる場合もよくありますが、事前に条件をしっかり確認しておくことをオススメします。
転職成功談と失敗談のまとめ
転職成功談についてまとめると・・・
①仕事にできるくらいのPCスキルがあった
②転職エージェントの活用が成功した
③就職に有利な資格取得に成功した
④コネを利用して就職できた
どうしても就職に自信がない時は、知人や親せきのツテを頼るのはアリだと思います。
ですが、なるべく転職エージェント経由で紹介された企業に就職することをオススメします。
失敗談のまとめ・・・
①マナーとコミュニケーション力不足による面接失敗
②ウソをついてしまったことによる面接失敗
③高望みしてしまたが為にニート期間が長引く失敗
④入社したあとの後悔
上記の4点ですが、実は転職エージェントを使うと全て解消される可能性が高いです。
マナーやコミュニケーション力についてはキャリアアドバイザーから指摘してもらう事により改善できます。面接対策の相談にのってくれますし、自分の市場価値をプロの視点で指摘もらえます。企業の事をしっかり聞いておくことで入社したあとに失敗して後悔することもなくなるでしょう。
失敗談をみて率直に思うのは、転職エージェントに相談していればほとんど防げた内容だということです。
ニート状態だとなかなか相談しにくいかと思いますが、ほんの少しの勇気を出してぜひ相談してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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