ニートをもつ家族へ

ニートの本質は怠けもの?ニートが社会復帰する為に必要なこと

こんにちはm(__)m

satoです。

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あなたはニートに対する世間の目・・・気にされたことはありますか?

あなた自身がニート、もしくは家族や恋人がニートでもなければ気にする事はほぼないでしょう。

でも世間の皆さんがイメージしているニートと実際のニートは結構違うんです。今日はその事をお伝えできればと思います。

 

・ニートは働けるのに働かない怠けもの

・親のスネをかじって羨ましい生活を送っている

・自分もニートになって好きな事をして気楽に生活したい

 

上記のようにニートの事を思っている方は世間的に多いのではないでしょうか?

ですが、実態は違います。以前テレビで、あえて働かない選択をしている高学歴ニートが出演していました。

その時に出演していた高学歴ニートは、「若者は全員ニートになればいい」とか、「好きな仕事じゃないと働きたくない」ということを平然とテレビで発言しています。各個人の考え方なので否定はしませんが・・・

こういう放映をすると「ニートってこういう考え方をしているんだ・・・」と世の中に大きな誤解が生まれます。

 

いわゆる”世間の目”が大多数のニートとはかけ離れたイメージを見てしまう訳です。こういう「ニートは怠けものだ」というイメージが世間に浸透してしまうと、ニート状態にある方々が一念発起していざ就職活動をしようとしてもなかなか面接や書類審査で通らず、結局また挫折してしまう・・・という事になりかねません。

 

この記事では、ニートの本質や実態を知っていただき、一人でも多くの方の誤解をとけたら良いなと考えています。

 

そもそものニートの定義

ニートの定義ですが、以下を満たす若者(15~34歳まで)です。

①仕事をしていない

②学校に通っていない

③就労に向けて具体的な行動を起こしていない

つまり、なんにもしていない若者ってことですね。

 

 

本当は働きたいニートの本音

ニートの定義をご覧になっても分かるように、働いていないし、学校に通っているわけでもないし、就職活動をしているわけでもない・・・全然ダメじゃん!って思うかもしれません。

 

でも、ニートのほとんどは”働きたいという意思はある”んです。

 

例えば家族や友人には強がって、『自分は働く気はない』『働かなくても平気』という話しをするニートもいるでしょう。

ただ、実際は以前勤めていたブラック企業で壮絶なパワハラやセクハラを受けて、働けなくなってしまった人や、受験に失敗して挫折を味わいそのまま働けなくなってしまった人など、ニートになりたくてなっている人は滅多にいません。

 

私も年間で何十人という就職活動に行き詰った求職者と話しをします。その中には数年間、仕事をしておらず一念発起してやっと仕事探しを始めた人もいます。こういう人に話しを聞くと、ずっと働かなくてはいけないと思いつつも、きっかけがなくてなかなか重い腰を上げられなかった・・・というような事をおっしゃいます。

ずっと親のすねをかじって生活していけると思っている人に会った事はありません。

 

ですので、「ニート=働かない怠けもの」というイメージは実態とはズレていると言えます。

 

 

20代よりも深刻な30代ニート

ニートの本来の定義は15歳から34歳までの、いわゆる若年層です。

 

この年齢層の中で10代や20代の方よりも30代の方は、じつはかなり深刻です。

というのも、10代や20代はまだまだ年齢的にも余裕があります。何か資格をとる時間もあれば、親の年齢も定年にはほど遠いので、親から『早く働きなさい!』というプレッシャーもそこまでキツくない傾向にあります。

ですが、30代になると、親の高齢化も顕著になり、親からの支援がなくなる事が現実味をおびてきます。それだけでなく、年齢的にも働き手として受け入れてくれる企業もどんどん少なくなります。

つまりいざ働こうと思っても、

「面接すら受けられず落とされる」⇒親からのプレッシャー⇒働こうとするもまた落とされる⇒焦燥感から無気力状態に・・・結果、引きこもってしまい、家庭内暴力に発展という負の連鎖に陥ります。

 

ニートは、親がいなくなったらどうしようと怯えている、だけど動き出せないのが実態なんです。30代になるとその傾向がより顕著になります。

 

 

ニートの支援は社会全体でしていくべき

ニートは「働きたくない怠けもの」ではなく、「本当は就業したい気持ちのある若者」という事はお伝えした通りです。

そして、年齢を重ねれば重ねるほどニートから抜け出せなくなります。

ですので、本来は社会全体でニートに対するイメージを変え、働ける若者の力を引き出す意味でも周囲の大人たちがサポートしていかねばならない問題なのです。

 

 

でもやっぱりまずは家族の支援が最重要

私がこの記事を通して一番伝えたいのは、ニートが社会復帰するために大切なのは家族の支援だということです。

本当は社会全体がニートを支援し、働き手として社会復帰できるようにしていかなければいけません。でもその前に、ニートにとって心のよりどころはやっぱり家族なんです。

その家族がニート自身を理解してあげる事から、社会復帰への第一歩がはじまります。

もしあなたの家族がニート状態にあるならば、本当の気持ちに耳を傾け、寄り添い、悩みを共有してあげてください。

ニートは決して怠けているわけではありません。常に働いていない事への不安や親への申し訳なさ、自分のふがいなさと日々闘っているのです。

どうかその気持ちをご家族の方に汲み取っていただきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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