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satoです。
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誰かと話している時に「どうやったら分かってくれるんだ?」と、なかなかこちらの意図が伝わらないことって多いですよね。
特に相手がニートであれば、なおさらコミュニケーションの取り方は大切になってきます。
この記事では、ニートと接する上で大切な心構えをお伝えしたく思います。
これから記す内容は相手がニートではなく、友人や職場など、人と接するあらゆる場面で有効な考え方です。
記事の最後にニートとコミュニケーションをとる上での鉄則もご紹介しています。
それから過去に、家族がニートに対しての対応やかけるべき言葉をまとめた記事があるので、こちらも参考にしてください。
それでは以下の内容をご覧いただき、ニートに接する際の心構えを少しづつ変えていきましょう!
まずは自分が変わることの重要性を認識する
まず大前提としてしっかり覚えておいていただきたいのは、相手(ニート)に変化を求めることはやめましょう。
あなたの今までの言動を振り返ってください。少しでも相手(ニート)を変化させようとしていたら、すぐに改めてこう考えましょう。
「相手(ニート)を変えるんじゃない。自分が変わればいいんだ・・・」と。
人の性格や習慣は変わりません。これは相手がニートでなくて、どのような人間でも同じです。ですが、相手は変わりませんがあなた自身は変われます。(※ここでいう変わるという事は、あなた自身の性格そのものを変えるのではなく、言動や考え方を指します。)
あなたの行動や発する言葉は今すぐに変える事が可能です。大切なのは、あなたが「変わろうとする意志」です。変わりたい!変わらなければいけない!という気持ちを強く持ってください。
そして、相手(ニート)を変えようとするのはもう止めましょう。相手(ニート)を変えようとしても時間と労力の無駄になると思ってください。
それくらい人は変わりません。だからこそ、自分が変わるしかないんです。
そして、自分が変わることによって相手(ニート)が変わる事を信じましょう。
ニートに対して見返りを求めてはいけない
それから相手(ニート)に対して見返りを求めてはいけないという事は、頭に入れておいてください。
世の中は必ずしもgive&takeでできていませんよね?特にニートに対して見返りをもとめないようにしてください。
もちろん、引きこもりをやめて働きに出てほしいという気持ちがあるのは当然です。なので否が応にも期待してしまうのは当たりまえの事だと思います。
ですが、その気持ちがあると相手(ニート)にも伝わってしまいますし、余計焦らせてしまいます。
例えば、相手(ニート)が重い腰をあげてアルバイトの面接を受けたとします。この時に、
『やっとやる気を出したか!受かるといいな!早く働いて家に少しでもお金入れてくれよ!』のような見返りを求めるような言葉を発してはいけません。
『お疲れ様。何かあったらいつでも話を聞くから遠慮なく言ってくれ。応援してるよ。』と笑顔で言うだけで良いのです。
相手(ニート)と良好な関係を築きたいのであれば「見返りを求めない」という事は大切なことであり大前提だという事をご理解ください。
何もしないのではありません。見返りを求めないということが大切です。
相手に話してほしければまずは自己開示
何ヶ月あるいは何年も引きこもった状態の相手(ニート)とは、本音のコミュニケーションが取りにくくなっていると思います。
そんな時、相手(ニート)が何を思い、何を考えているのか?とても知りたいはずです。
例えば・・・
なんで引きこもっているのか?
なんでずっと家にいて平気なのか?
これからもずっと働く気はないのか?
今の状況をどう思っているのか?
働かずにいる焦りはないのか?
親がいなくなったらどうするつもりなのか?
親のすねをかじり続けていて恥ずかしくないのか?
なぜ家にいるだけなのにそんなにイライラしているのか?
本当は何がしたいのか?
これらはニートをもつご家族にとって、常に思っている疑問かと思います。
でも上記のような事を聞いても、「うるさい」とか「働こうと思ってるけど働けない」とか「部屋に入ってくるな」のような、暴言にも似た言葉が返ってくることが多いのではないでしょうか?
暴言だけならまだしも、暴力をふるわれてしまうケースもありますから厄介ですよね。
でも実はこのコミュニケーションって対等ではないんですよね。映画やドラマのワンシーンでよく言うじゃないですか。「人の名前を聞く前にまずは自分から名を名乗れ!」と。
特にニートのようなネガティブな考えを持っている人は、何か聞かれても簡単に答えたいとは思いません。
ですので、まずはあなた自身が自己開示をしてみましょう。前述の「人の名前を聞く前にまずは自分から名を名乗れ!」じゃないですが、相手の事を聞く前にまずは自分の事を話すべしです。
一緒に食事をしている時や車に乗っている時など、相手(ニート)と2人きりの場面で雑談のような形で自己開示していきます。
例えば、あなたが父親で相手(ニート)が子どもだとしましょう。
「昨日久しぶりに友達から連絡きたんだけど、来月同窓会があるらしいんだ。もう20年以上も会ってないから、皆がどんな風に歳をとってるか楽しみだよ。○○○(相手の名前)は学校卒業して同窓会した事ある?」
このようにまずは自分の事を話し、それに関連した質問をすると相手(ニート)も回答をしやすくなります。
大切なのは、相手の心を開く為には、自己開示を先にする!という事です。なかなか相手(ニート)と会話ができないようであれば、ぜひ実践してみてください。
ニートの心を開くための鉄則
次にニートの心を開くための鉄則をご紹介したいと思います。
それは、どれだけコミュニケーションが上手くとれなかったとしても
感情的にならないという事です。
感情的になり、頭ごなしにしかりつけてしまったり、お説教モードに入ってしまうと、心を開くどころか閉ざしてしまう可能性もあります。
どうしても感情的になってしまいそうな時は、第三者に入ってもらうことをおすすめします。
第三者とは、友人、知人、親戚でも良いですしニートや引きこもりを支援している機関でもいいと思います。
大切なのは、冷静に話し合うために間を取り持ってくれる第三者を選ぶということです。
ニートとのコミュニケーション心構えのまとめ
それでは最後にコミュニケーションをする際の心構えをまとめます。
ポイント
○相手(ニート)を変えようとしても変わらない!変わるべきは自分自身!!
○相手(ニート)に見返りを求めない!求める事をやめてひたすら信じ続けるべし!!
○相手(ニート)の心を開く前に、まずは自己開示!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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