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satoです。
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最近はだいぶ減ってきましたが、今でもまれに圧迫面接はあるようです。
この記事では、圧迫面接をされた際の対処法や具体的にどのような事例が圧迫にあたるのかをご紹介します。
最後まで読んでいただき、もし圧迫面接をされても慌てず対処できるようになりましょう。
それからもしかしたら面接中に印象を悪化させてしまっている要因があるかもしれません。こちら↓↓↓の記事で面接中に印象を悪化させるクセをご紹介していますので、ぜひ参考になさってください。
なぜ圧迫面接が行われるのか?
そもそもなぜ圧迫面接が行われるのでしょうか?
その理由としてよく言われているのが、
・求職者のストレス耐性を知りたい(特にクレーム対応の多い部署や職種で行われることが多い)
・ストレス発散(面接担当者がイライラしていてストレス発散をしているケースもあります)
個人的には求職者のストレス耐性を知りたいというのは建前で、求職者に対して憂さ晴らしをしているような面接担当者も一定数いると思っています。
圧迫面接の是非について
結論から申しますと、圧迫面接は絶対的にやってはいけない手法だと思います。
求職者に余計なストレスを与え、過度な緊張をしてしまいます。結果、本来聞きたいことが聞けなくなります。
更にその企業のイメージもダウンしますので、面接をした担当者だけでなく企業全体のイメージ悪化につながります。
そもそもハラスメントやへの意識改革やコンプライアンス徹底など年々厳しくなっているにも関わらず、圧迫面接をするような企業は時代錯誤も甚だしいわけです。
極端ですが、圧迫面接をする企業=ブラック企業と判断してもいいくらいです。特に上でも書いたように面接担当者が求職者を使って憂さ晴らしをしているような場面もあると思います。特に相手が学生だったりすると、少しでも『生意気だな!』と感じると急に圧迫してくる担当者もいるようです。
圧迫面接だと感じた場合は、その企業に見切りをつけてもいいと思っています。ですが、圧迫面接だと思い込んでしまっていて、実はそうではないケースもあります。
圧迫面接だと思い込んでしまう事例
これからご紹介する4つは圧迫面接だと求職者が思っているが、実はそうではない可能性が高いケースです。
①睨まれた
確かに睨まれると威圧的な感じをうけますし、人によっては委縮してしまうと思います。ですが、人によってはただ目つきが悪いだけという可能性もありますので、一概には言えないです。
②『なんで?』を繰り返された
これもよく聞かれます。日常生活でもずっと『なんで?』と聞かれ続けたらだんだん嫌になってきますよね。
ですが面接という場で、面接担当者は限られた時間の中で求職者を選別しなければいけない状況です。
特に相手が人事だった場合、面接で通した求職者のことを現場責任者や役員から聞かれた時に答えられないといけない訳です。
現場責任者から『この求職者の前職の退職理由は?』と聞かれ『いえ、聞いてないので分からないです』なんてことは言えないわけです。
このような裏事情を面接担当者も抱えているので、一概に『なんで?』を繰り返されたからと言って圧迫面接だと決めつけてしまうのはナンセンスです。
③常に否定される
聞かれたことに回答してるだけなのにずっと否定され続けたら、どうでしょうか?
かなりネガティブな印象をもつと思います。人によっては非常にストレスを感じ、圧迫面接だと感じることもあるでしょう。
ですが、これも一概には言えません。なぜなら回答した内容がどうしても面接担当者からすると違うと思ってしまったら否定することになるでしょう。
この否定をされた時に、怒鳴られたり、見下されたような言い方をされたらそれは圧迫面接にあたるでしょう。しかし、否定されたというだけで圧迫面接というのは少し誤解があるかもしれません。
④目を合わせない
面接してるのに目を合わせないという担当者がごくたまにいます。
話をする時に人の目を見ないなんてとても失礼ですよね?「自分のことを嫌ってるんじゃないか?」と思ってしまい、圧迫面接のように感じてしまうこともあると思います。
ですが、個人的にはその担当者がコミュ障なだけなのではないか?と思います。目を合わせなくてもしっかりと対応している担当者であれば問題ないと思います。
このタイプの人は中小企業に多い印象です。
明らかに圧迫面接の事例
明らかに圧迫面接だと判断できる3つの事例をご紹介します。
①怒鳴る
これは絶対的に圧迫面接・・・というより面接という場を借りてのパワハラですね。
どんなに失礼な対応を求職者がしたとしても怒鳴るという行為は絶対にNGです。
圧迫面接うんぬん以前に、ブラック企業の可能性が非常に高いです。
②上から目線の言動
例えば『チッ』という舌打ちをする、学歴をいじってくるのような上から目線で求職者をけなしてくるような場合です。
面接をしている担当者の性格が反映されているのでしょうが、このような人が面接の担当者を任されている会社には入社しないほうが良いと思います。
③侮辱・差別的発言
この侮辱・差別的発言というのは境界線があいまいですが、もし『差別されているな』『侮辱してくるな』と感じたらそれは圧迫面接の一種であると言えます。
親の職業だとか、出身地だとか宗教の否定や、女性蔑視発言など、色々とあります。
こういった侮辱・差別的発言は大企業や中堅どころの企業ではあまりありませんが、中小企業ではまだまだありえます。
近年圧迫面接が減った理由
今まで圧迫面接のことを色々と書きましたが、2022年現在、圧迫面接はかなり少なっています。近年、圧迫面接が減った理由を簡単に3つご紹介します。
①コンプライアンス意識
圧迫面接が減った理由の1つ目は「コンプライアンス意識」にあります。
ネットの普及によりどこの会社で社員が自殺をしたとか、パワハラで訴えたというような情報がどんどん出てきますし、いくらでも検索できます。
それにより、企業側も社員に対する研修や教育制度を整え、コンプライアンスの意識づけをしています。
当然、人事部や採用担当者はそのような教育を受けるので圧迫面接をするということも減ってくるわけです。
傾向として中小企業よりも大企業~中堅企業はこのような教育にも力を入れているので、ある程度安心して面接を受けられる傾向にあります。
②ネットやSNSの普及
圧迫面接が減った理由の2つ目は「ネットやSNSの普及」にあります。
特にSNSの普及により、誰でも気軽に自分の意見や考えなどを発信できるようになりました。
つまり、圧迫面接されたことをSNS上でさらされてしまう可能性もあるわけです。もちろん表立って企業名をさらして『圧迫面接された!』なんてことを発信する人は少ないと思いますが、全くないとは言い切れませんよね。
それから企業の評判をまとめたサイトもあります。そういったサイトではひと昔前に比べて簡単に企業の内部情報が手に入るようになりました。そういったサイトは誰でも使えますし、リアルな口コミが投稿されているので参考にしている求職者はたくさんいます。
③採用に苦しんでいる
圧迫面接が減った理由の3つ目は「採用に苦しんでいる」からです。
少子高齢化により基本的にはどの企業も若手採用に苦しんでいます。若手に人気のある企業でもその中からより良い若手、つまり優秀な人材を採用したいわけです。
つまり、圧迫面接なんてしてしまったら優秀な若手にそっぽを向かれるばかりか、同じようなスキルをもった若手にもその情報が伝わってしまう・・・なんてことにもなりかねません。
圧迫面接する会社の特徴
圧迫面接する会社の特徴としては、圧倒的に中小企業が多いです。
理由として中小企業は、社員へのコンプライアンス教育がされていない割合が高いからなんです。
あくまでも傾向ですから全ての中小企業にあてはまる訳ではありませんが、社員のコンプライアンス教育に課題を抱えているが、何もできていないという中小企業は結構多いんです。
当然そういった教育がされていないので、圧迫面接を自己流でやってしまう面接担当者も出てきてしまうわけです。
圧迫面接された時の対処法
最後に圧迫面接された時の対処法についてご紹介します。
基本的に圧迫面接された時は、そのままやり過ごして辞退すればいいでしょう。
圧迫面接をするような会社の場合は、よほどこだわりがなければ辞退が基本です。
ですが、上にも書いたように実際は圧迫面接ではない場合もあるので、ひとまずその場は最大限のパフォーマンスを発揮してください。
圧迫面接だと感じながら質疑応答するのは精神的にきついですが、自分も成長できる試練だと思ってのりこえてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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