こんにちはm(__)m
satoです。
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まず前提として、転職エージェントを利用することは転職活動をする上で非常に有効になります。特に無職期間の長いニートにとっては市場価値を知る上で必ず利用すべきと考えています。
ですが、ネット上では転職エージェントに対してネガティブな内容を書いている記事も多く見られます。本記事ではそんな転職エージェントの闇に対する意見に反論をしてみたいと思います。
転職エージェントの闇や悪評をネットやyoutubeで検索すると以下のような内容が見られます。
・求職者の意見や希望を無視した案件を大量に紹介する
・内定が出ている企業に入社するよう強く勧めてくる
・ネットの口コミが良いものはアフィリエイトのせい
・他の転職エージェントに登録しないよう働きかける
このような内容を見ると、ちょっと転職エージェントに対してネガティブな印象が強くなってしまいますよね?むしろ使わないほうが良いのでは?という気持ちになる方がいるのも分かります。
私自身が転職エージェントのキャリアアドバイザーをしているという事もありますが、私も転職活動中に転職エージェントを活用してみて、『これは絶対利用すべきだ』と思っています。
この記事を最後までお読みいだたくと、転職エージェントに対してネガティブな気持ちがあったとしても、実際に利用する価値がある事を感じていただけると思います。
転職エージェントの闇や悪評の数々を反論してみる
それでは早速、転職エージェントの闇について私なりに反論してみたいと思います。
求職者の希望を無視した案件紹介に関して
まず初めに、「求職者の希望を無視した案件紹介に関して」です。
これがなぜ闇と言われているかというと、
転職エージェントは自分の利益を優先する為、求職者の希望よりもいかに企業に入社させるかしか考えていない。
というのが理由です。
反論①
転職エージェントは紹介した求職者が入社したとしても、すぐに自己都合退職したら企業からもらった紹介料を返金しなければいけないルールがあります。ルールというかそういう契約ですね。この紹介料の返金規約はほとんどの転職エージェントがもうけています。その為、何が起こるかというと、
適当に入社してしまった人はすぐに辞めてしまう⇒紹介料の返金⇒アドバイザー自身の社内外での評価が下がる⇒企業からの信頼も失う
といった感じで、一時的に紹介料が企業からもらえるとはいえ、すぐに紹介した人が退職してしまった場合、かなりのマイナスになってしまいます。
紹介料の返金だけならまだしも、社内での評価が落ち、企業からの信頼度も下がりますから、個人的に無理やり入社させる意味ってそんなにあるのか?と思ってしまいます。
反論②
求職者の意見や希望を無視した案件を紹介されても、最終的にその案件にエントリーするかは求職者側ですよね?であれば求職者はエントリーしなければいいだけですので、これがそこまで求職者にとってマイナスなのかはかなり疑問です。だってエントリーしなければいいだけですから。
それに、求職者の過去の経歴からマッチしそうな案件をもっているアドバイザーがいた場合は、ダメ元で紹介してくる場合もあります。これに関しては色々な事情により、求職者の希望が変わっている場合もありますから、まずは案件に目を通してほしいという気持ちで送ってくる場合もあります。
反論③
紹介された案件に目を通すことにより、今の自分のリアルな市場価値を知ることができます。
転職エージェントのアドバイザーは、多くの案件を抱えていますので、面談した求職者がどのくらいの年収で仕事につけるかだいたい把握できています。ですが、求職者の中には自分の市場価値をご理解いただいていない方もいらっしゃいます。
ですので、どうしても希望に沿う求人を紹介できない事もあります。なので、あえてその求職者の希望を最大限考慮し、寄り添った求人を紹介する場合があります。
この時に「希望を無視した求人を紹介された」と感じる方も多いかもしれません。
アドバイザーの心情として『せっかく登録に来てくれたので何か紹介してあげたい』という気持ちがあります。それが求職者の希望と違っていたとしても、その方の市場価値を認識していただく為にあえて紹介することもあります。
そうしないとその求職者はずっと次の仕事が決まらないまま、将来的にニートになってしまう場合だってあるからです。
内定が出ている企業への入社を強く勧めてくることに関して
次に、「内定が出ている企業への入社を強く勧めてくること」に関してです。
反論①
求職者が入社すると、紹介料を企業からもらえます。その為、内定が出ている求職者に関してはなんとか入社してもらおうと必死になるアドバイザーもいる事はいると思います。
ですが、上でも書きましたが中途半端な気持ちで入社してしまう事により即退職のリスクもあります。ですから、正直そこまで入社を強要するアドバイザーはかなり少数だと思います。
入社したあとに即退社してしまうとクレーム&紹介料の返金があります・・・
反論②
キャリアアドバイザーが入社を強くすすめるのであれば、それを利用して年収の交渉をしましょう!
もしかしたら企業側がなんとしても採用したい!という要望があるかもしれません。それを逆手にとりましょう。
例えば、こういう交渉が可能です。『別の会社でも内定がでていて、そこでは年収が50万ほど高くなる見込みです。ですからあなたがそこまで入社を強くおすすめするのであれば、年収の交渉をしていただけませんか?』といった具合です。
年収交渉を快く行ってくれるキャリアアドバイザーであれば、信用しても良いのではないでしょうか。
ネットの口コミが良いのはアフィリエイトのせいに関して
次に、「ネットの口コミが良いのはアフィリエイトのせい」に関してです。
反論①
まじめに自分の実体験を書いているサイトはあるので、一概にはいえません。ですが、このアフィリエイトの口コミサイトに関しては、捏造されている事があるのも事実です。
サイト作成者のリアルな体験を書いているかどうかは非常に判断が難しいので、転職エージェントの口コミはあまり鵜呑みしない方が良いです。
反論②
転職エージェントへの登録のきっかけになるのなら、これはこれでアリかと思います。
というのも、私自身が転職エージェントは絶対に利用したほうがいいと思っているからです。利用しないほうがいいものを捏造した口コミをつかい、利用させるのは言語道断だと思います。ですが、個人的には転職エージェントを利用する後押しになるのなら、結果的に求職者の為になると思いますので、闇と呼ぶほどの事ではないと思っています。
他の転職エージェントに登録させないようにすることに関して
最後は、「他の転職エージェントに登録させないようにすること」に関してです。
反論①
そもそも他の転職エージェントに登録するかしないかは、結局のところ求職者が最終的に判断することです。それに高い広告費を払って求職者に登録に来てもらっているので、他に行かれたくないのは当然の思考です。
ただ、他社の悪口を言ったり、登録しても意味ないというようなウソをつくのはNGだと思いますが・・・
反論②
「他に登録されたくない=内定がとれる求職者」という事です。これは裏を返せばその求職者には案件を紹介できると思っている事を意味します。
ですので、しっかりと希望条件を伝えて、『他社に登録しないから良い求人をたくさん紹介してください』くらいに言ってしまいましょう。
転職エージェントを有効に利用するために
いかがでしたでしょうか?巷で言われている転職エージェントの闇に対して、私なりに反論というか異議を唱えてみました。正直、考え方ひとつなのかなとも思います。
一番大切なことは、転職する上であなたが何を重視するのかという軸を決めておくこと。
この「転職の軸」さえ明確になっていれば転職エージェントに変な案件を紹介されても、惑わされることなく選別できる訳です。
あくまで転職エージェントに利用されるのではなく「自分が利用してやる」という気持ちで登録してください。
それから、私が思う本当の転職エージェントの闇についてご紹介した記事はこちら↓↓↓ですので、ぜひご覧ください。
【現役キャリアアドバイザーが教える転職エージェントの本当の闇はコレ!!】
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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