こんにちはm(__)m
satoです。
YOUTUBEもぜひご覧ください
私が面接対策の相談にのっているとよく聞かれることがあります。
それは、『辞めた理由が病気になったからなのですが、そのまま伝えてしまって大丈夫でしょうか?』というものです。
やはり病気やケガなどは仕事ができなくなるリスクがありますから、雇う側の企業も気にするところです。ですので当然求職者の方もそれをご理解いただいているので、本当のことを伝えていいか迷う・・・という訳ですね。
この記事では、健康状態について言ってもいい症例と、言わないほうがいい症例をご紹介しています。ぜひ最後までご覧いただき、面接対策の参考になさってください。
病気やケガを聞かれるシチュエーション
面接で病気やケガなどの健康状態を聞かれるシチュエーションは主に2つです。
1つ目は退職理由を聞かれた際に、その返答で病気やケガを告白するパターンです。例えば退職理由を聞かれた時に、
『前職では上司のパワハラにあい、パニック障害になってしまいました。その為、退職せざるを得なくなってしまいました。』
もしくは
『重い荷物をもつ仕事だったので、腰を痛めてしまいました。結果的に仕事が継続できなくなってしまい退職となりました』
このような場面です。
退職理由については、こちら↓↓↓の記事でどのような回答がベストかを解説していますのでぜひ参考になさってください。
2つ目は、離職したあとの空白期間が長い場合に聞かれます。たとえば1年くらい無職の期間があると、その働いていなかった期間は何をしていたのか聞かれるわけですね。
その時に、『精神疾患を患っていたので長期で働けずにいました』とか
『ケガが治るまで入院と通院を繰り返していたので、空白期間が長くなってしまいました』のような返答をする場面になります。
まとめると、退職理由を聞かれた時と、働いていない空白期間が長い場合(6ヶ月以上は聞かれる可能性が高い)に病気やケガの理由を答える事になりやすいです。
面接で伝えても良い症例
ここからは面接で伝えても良い症例をご紹介します。
①完治したケガ
一つ目は完治したケガです。例えば、重い荷物をもつ仕事していて、腰を痛めてしまい退職を余儀なくされたとしましょう。そして現在は完治しており業務に支障がでない場合です。
特に以前は、倉庫内での作業や品出し、トラックドライバーで重い物をもっていた・・・という方に多いです。しかしながらこれから面接を受ける仕事内容が、体に負担のかかる仕事でなければ、聞いている面接担当者も不安を感じませんので言ってしまって問題ありません。
ですが、また同じような重い荷物をもつような仕事だと再発を懸念される場合もあります。ですのでそもそも応募する段階でケガが完治しているとはいえ、同じような仕事を選ばないということがベターです。
②完治した病気(精神疾患でないこと)
二つ目は完治した病気になります。ですが注意点があって、精神疾患だった場合は完治したとしても伝えないほうが良いです。この精神疾患については後ほど詳しくご説明します。
よほどのことがない限り、完治した証明を見せろとは言われませんので、完治しているので勤務に支障はないことを伝えましょう。
※ここで伝え方のポイントなのですが、客観的事実として医師から勤務してもよいと診断されたことを伝えましょう。例えば、
『腰を痛めてしまった為、3ヶ月ほど治療とリハビリを行っておりました。ですが、今は療養前と同様に動ける体になっています。医師からも就業可能という診断をいただいております』のように、最後は医師から仕事をしても大丈夫だと言われたと伝えておきましょう。
面接で伝えないほうがよい症例
ここからは面接で伝えないほうがよい症例をご紹介します。
精神疾患
面接で伝えないほうがよい症例は「精神疾患」になります。精神疾患をお持ちの方にはお耳が痛い話かと思いますが、やはり精神疾患を発症された方はどうしても敬遠されがちなのが実情です。
というのも、精神疾患は再発しやすい病気です。心の病というのはケガとは違い、目で見て病状を正確に把握することができません。
・躁うつ
・統合失調症
・パニック障害
・強迫性障害
など、精神疾患の種類は多くあります。
これらは、ひと昔前に比べるとかなり世間に認知されてきています。理解は広がっていますが、まだまだ足りないと思います。個人的には、こういった精神疾患をお持ちの方が活躍できる職場が少しづつでも増えればいいと思っているのですが・・・
まとめ
いかがでしたでしょうか?ご自身のケガや病状を伝えるのって勇気がいると思います。
特に面接おいては話した内容の良し悪しで合否が決まるわけですから、マイナスな印象になることは言いたくありませんよね。
簡単にまとめると完治したケガや病気であれば伝えてもそこまで悪影響はありません。
ですが、精神疾患については慎重になったほうがいいと思います。いくら完治したといってもどうしてもネガティブな印象がぬぐえませんし、再発もしやすい病気です。
ただ、精神疾患も重いものですと障害者認定されます。もし障害者認定されているのであれば、障害者枠で雇用されることを狙うのもアリです。障害者専門の転職エージェント(dodaチャレンジ
)もありますので、そういった会社を利用してみてもいいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それから面接でお困りの方は、ココナラというサイトで面接相談をさせていただいています。
こちらからお気軽にご連絡ください。